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【やってみた】コロナ対策オンライン面接でも使える、面接STAR設計

 こんにちは、HeaRで人事を勤めている田島彩名と申します。コロナウイルスの影響もあり、多くの人事の方が面談・面接をオンラインに移行しています。私も御多分に漏れず面接の場をオンラインにすることが増えたのですが……難しい。普段以上の入念な準備と面接の腕が必要だな、と感じました。

 そこで、面接の設計そのものを見直しSTAR面接設計というものを取り入れてみました。これがオンライン面接ととても相性がよかったので、記録にnoteを書きました!

STAR面接設計って何?

 STAR面接とは、「候補者の行動の特性を見抜くための」面接設計です。

 オフラインの面接の場では、候補者さんと顔を合わせて喋るためその人の雰囲気や考え、どう思っているかがわかりやすいです。一方、オフラインで面接をするとそれが難しいことも多いですよね。そんなときこそ、「候補者の過去の行動を聞き、その回答から特性を見出す」ための質問設計が功をそうします。

  STARは、「S=Situation(環境、背景)」「T=Task(課題、役割)」「A=Action(本人の行動)」「R=Result(結果と評価)」の頭文字を取っています。

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 本人の過去の行動について聞き、その詳細であるS・T・A・Rについて聞くことで、候補者さんの行動原理や考え方を聞くことができるのです。

STAR面接設計をする上の準備

 基本的にSTAR面接では、候補者さんに自分の過去の行動について話してもらいます。そのため「どのような話を聞きたいか」「そこからどのような特性を見たいか」を定義することが最も大切です。

 募集する職種によって様々ですが、例えば「ストレス耐性が高く、柔軟な対応が得意な人がほしいポジション」で人を募集する場合、このようにほしい行動特性を書き出します。

<求める行動特性>
・ストレス耐性の高さ
・柔軟性
・コミュニケーション力

 その後、「求める行動特性を発揮したであろうエピソード」を引き出すための質問をします。

<質問例>
・今までで一番しんどく、辛かった仕事は?
・臨機応変にお客様や上司、同僚のお願いに応じたり、機転を利かせた経験があれば教えてください。
・あなたの会社やチームに新しい人が入ってきて、その人が会社に馴染むのに一役買ったことはありますか?

 ここまでできたらあとは簡単です。候補者さんの話をSTARの四つに分解しながら聞き、足りない部分をあとから質問していくのです。

今日から使えるSTAR面接の資料

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▼STAR面接はポテンシャル採用とも相性バッチリですよ!


 

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