緊急事態宣言を受けて――テレワークで働く私たちの青春の仕方。
4/7、政府発表によってコロナウイルスの影響で緊急事態が宣言されました。経済の停滞や市場の混乱によって戸惑っている人も多い中、本格的なテレワーク導入、遠隔でのお仕事が始まります。
私たちHeaR株式会社は、「働いて青春」を軸に事業展開を行なっています。そのためには、もちろん私たちが青春することがとても大切。テレワークが始まって以降、わたしたちHeaRは、「テレワークで青春!」を目指して試行錯誤を繰り返しています。今日はその取り組みと、ぜひ皆さんの会社でも実践してほしいことをまとめました。
はじめに:緊急事態宣言とHeaR
HeaRが「自宅での仕事対応可能、混雑時間帯を避けての出勤を推奨」にしたのは2月末。それから1ヶ月ほど、なんだかんだオフィスに集いながらコロナの影響を受けないように会社で動いてきました。
この時点でHeaRでは、ある程度緊急事態宣言が出たり、東京のロックダウンが起こることを見越して動きを始めました。テレワークを始めるにあたって、私たちがまず最初に考えたことはこれ。
テレワークで青春するにはどうしたらいいか?
そして、HeaRから、
テレワークを導入する会社さんへ何かお手伝いができないか?
私たちは愛と青春を届けるために生まれた会社です。では、コロナの影響を受けても、働くすべての人に愛と青春を感じてもらうために何かできることがあるだろうか? そうしてHeaRのテレワーク支援プロジェクト、さらにはHeaRのリモートワーク化がはじまりました。
採用:テレワークで”青春な採用”
コロナの影響を受けて、採用市場が膠着しています。内定取り消し、採用ポジションの縮小など、経済的影響に対して企業は守りの姿勢をとりはじめました。
採用支援に知見のあるHeaRの見解は非常にシンプルです。
採用を止めても、採用活動は止めてはいけない!
コロナショックが落ち着いた後、多くの候補者が転職に向かって動き出します。理由としては様々ですが、コロナショックでの業績悪化、リモートコミュニケーションによって何かの不満を感じるようになった……などなど。何れにせよ、落ち込んだ経済が上向きになり上昇していく過程で、新たなキャリアを考える人は少なからず存在します。
その時に勝てるのは、”今から”採用ブランディングを頑張った会社。優秀な人たちのマインドシェアをとり、事前に動けていた会社が次の採用市場の覇者になることができるのです。
私たちHeaRでも、Twitter上でのブランディングや緩やかなリクルーティング活動は継続して行なっています。
「今人が欲しい、今動こう」ではなく、今の期間の種まきによって今後の採用の質が変わってくるのです。今できる青春な採用はこんな感じです。
・Twitterをはじめてみましょう!会社のブランディング!
・採用コンテンツの精査と政策を行いましょう!
・候補者となり得る人たちとのオンライン飲み会などを定期開催!
・採用ピッチ資料の作成、洗い直し!
・インターンなどの計画!
・採用の面接設計の見直しと面接官のトレーニング!
火急の採用で暇がなかった会社も、採用の見直しをする良いチャンスとしてこの期間を活用していきましょう。
社内:"愛のあるコミュニケーション"をするための工夫
必然的にオンラインのコミュニケーションが増えた時、残念ながら対面のコミュニケーションよりもミスコミュニケーションは発生しやすくなります。
HeaRでも、最初その点は非常に懸念していました。ちゃんと業務内容が伝わるか?孤独感に苛まれてしまわないか?などなど……しかしそれらの問題は、少しずつ解消することが可能です。
▼宣伝!HeaRが出しているWEB会議ルールブックです。DLはこちらから。
HeaRが言う、愛のあるコミュニケーションにはいくつかのルールがあります。
・!を使おう
・オリジナルスタンプを作ってどんどん使おう
・誤解を招きやすい内容は言い方に気をつけよう
このような少しずつの気遣いが全体の良い空気に繋がっていきます。
むしろ、オンラインでの会議が増えたことによって、会議の事前準備・伝え方の工夫などをそれぞれが行うことになり、会社全体の生産性が上がる可能性もあります。
国の非常事態、それでも社員の幸せ考える。
ご存知でしたか? 緊急事態宣言を受けても、「特に対応なし」の企業が65.7%です。(参照:https://news.yahoo.co.jp/polls/life/41350/result)
なんらかの方法でテレワークを導入すると回答したのは26%ほどです。ごめんなさい、これははっきり言ってとても悲しいことです。
コロナウイルスは命を落とす可能性のある病気です。インフルエンザが大流行した時も世界で多くの人が亡くなりましたが、コロナウイルス流行はじめのころには、「インフルに比べたら全然大したことないじゃん」という論調が多くみられました。
そういう問題ではないのです。
ワクチンである程度防げて、特効薬もあるインフルエンザ。それに対して、ワクチンもなく、特効薬も見つかっていないコロナウイルス。感染者の母数が増えれば死亡者数も当然増えていきます。
HeaRがテレワークに踏み込む時、「事業も大切、仕事は重要、でも生きていないと何もできない」と私たちは確認し合いました。その手段として、テレワークを用いています。
事業を継続させ、仕事の重要性をぶらさず、でも自分と自分の大切な人たちの命を守るためにテレワークは必要です。
テレワークの導入に際し、不安なことや難しいことはまだ多いのかもしれません。特に従業員規模が多くなればなるほど動きは遅くなります。全社員への浸透も口で言うほど簡単ではないかもしれません。
でも、社員の幸せのために今できることをたくさん考えるべきです。テレワークは、少しの工夫と社員の協力で十分に機能します。
これからも、HeaRからその方法を皆様にお伝えできればいいな、と思っています。
▼HeaR株式会社でテレワーク移行支援を実施中。
スタートアップでがんばっております。ぜひ翼をさずけてください。