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Withコロナ時代、夏、あなたは何を選ぶのか?

めちゃくちゃ、暑い日々が続いていますね。

汗をかいて、脱水状態になると、血液の濃度があがり、体内はどろどろになります。その結果、血栓ができて、脳梗塞などになるので、水分補給はしっかりしましょう。

今回は、Withコロナ時代における猛暑で、脱水を防ぐために

では、何を飲むのか?
という質問です。

私達は、ついつい、飲みたいものを飲んでしまいますが、
飲むものを選ぶときにも、ちょっとだけ立ち止まって
頂きたいと思います。

実は、私達は「糖質制限ダイエット」などで
ご飯の量をや、麺の量を減らしている方をよく見ます。

こういった、「目に見える糖質」は意識しやすいのですが、
実は、もっと気をつけたほうがいいのが、見えない糖質です。

それが、清涼飲料水に含まれている糖質。


自動販売機2

例えば、

ポ◯リスエット
果糖ブドウ糖液糖・砂糖
125kcal/500mL
糖質 約30g
(3gスティック・シュガー10本分)

ファン◯ グレープ
果糖ブドウ糖液糖
240kcal/500mL
糖質 約60g
(3gスティック・シュガー20本分)

コ◯・コーラ
果糖ブドウ糖液糖・砂糖
225kcal/500mL
糖質 約56g
(3gスティック・シュガー19本分)

などなど。


ちょっと、ゾッとしてしまう
糖質の量ですよね。


さらに、Withコロナ時代において
気になる研究がでてきたのでご紹介します。

それが
「脂肪肝とCOVID-19感染発症」の関係です。

今までは、
感染発症のリスク因子として「肥満」が指摘されていたが、
肥満よりもむしろ脂肪肝の方が直接的に感染発症のリスクを
高めている可能性が示されています。


• 英国のPerspectum社(https://perspectum.com/)による研究。
• UKバイオバンク研究(https://www.ukbiobank.ac.uk/)に参加している
ボランティア(約50万人)の内、脂肪肝のMRI検査を行った約4万人に
対して、COVID-19の感染発症との関連性を解析した。
• 肝脂肪は、COVID-19の発症リスクを高めた。
• 発症リスクが高いことが知られている肥満者では、脂肪肝(10%以上)
を併発しているヒトのみ発症リスクが高まり、正常脂肪肝(5%未満)
の発症リスクは変わらなかった。
Roca-Fernández et al, ”High liver fat associates with higher risk of
developing symptomatic COVID-19infection - Initial UK BIOBANK
Observation“, MedRxiv (2020)
(書誌情報) https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.06.04.20122457v1.article-metrics
(論文) https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2020.06.04.20122457v1.full.pdf


「脂肪肝」と聞くと、なんとなく
お酒を沢山飲んでいる人がなりそうですが、
実は、糖質の過剰摂取が大きく影響しています。

脂肪肝とは、食べ過ぎや運動不足のために
余った糖質や脂質が中性脂肪に変わり、
肝臓に過剰にたまった状態を指します。

日本人における軽度の脂肪肝は、
いわゆる肥満体型ではない、
見た目がスリムな人にもみられるので注意が必要です。


つまり、清涼飲料水を何の意識もせずに選んでいることは、糖質を無意識に、しかも大量に摂取していることになっているかもしれないのです。

ぜひ、飲むときは、
糖質がたっぷりはいっている清涼飲料水ではなく、
ミネラルウォーター、麦茶、緑茶などを
選択して頂くことをオススメします。


小さなことを、コツコツと、積み上げて
健康マネジメントを実践していきたいですね。

健康マネジメスクール代表 水野雅浩
「健康を企業文化に」
 ≫ 健康経営の導入と定着を総合支援

プロフィール


健康マネジメントスクール代表。予防医学の専門家。健康経営アドバイザ-。著書「グローバルで勝つ!30代の太らない疲れない7つの習慣」はアマゾン総合1位に。介護サービスに10年間携わり、人の「老い」と向き合う。その後の香港勤務時代では香港のエグゼクティブ達が日々コンディションを整え仕事の成果を上げる姿を見て、日本のサラリーマンとの違いを痛感。香港で100人を超える香港のビジネスマン達に健康習慣を取材、また予防医学を体系的に学ぶ。日本のビジネスマンの生活スタイルに最適化した健康習慣を構築。各種ビジネス誌、医療誌で注目される。企業、行政、大学の講演会・講義では分かりやすくすぐに実践できる内容と高い評価を得ている。現在は、「健康を企業文化に」の理念のもと①健康経営の導入支援 ②健康マネジメント(食事・睡眠・運動・ストレスケア)の企業研修を行っている。

著書


「稼げる男」と「稼げない男」の健康マネジメント (明日香出版)「太らない」「疲れない」21の習慣(飛鳥出版)「太らない」「疲れない」7つの習慣(ヘルシーライフマネジメント出版)

研修


① ■ グローバルで勝つ!仕事のパフォーマンスを上げる健康マネジメント
海外での勤務経験を通じて見えてきたのは、健康マネジメントを実践して仕事のパフォーマンスを上げるグローバルで活躍するビジネスパーソン達でした。6,000人のビジネスパーソンの健康マネジメントを支援してきた多忙なビジネスパーソンでも実践できる健康マネジメントの考え方と具体的なノウハウをお伝えします。
② ■ 「健康を企業文化に」 健康経営の導入と定着への7つのステップ
人口減、少子高齢化を迎える日本では、社員が健康で長く働ける職場づくりが成長の鍵を握ります。健康経営はこれからの経営戦略の中心となります。しかし、そもそも健康経営の導入がうまく行っていない会社や、導入したものの定着していない企業が多く存在ます。100社以上の健康経営を支援してきた中で見えてきた、「健康を企業文化に」定着させるための、7つのステップをご紹介します。

研修実績

【企業】富士通株式会社、東レ株式会社、株式会社麻生グループ、株式会社中外製薬、アクサ生命保険株式会社、三菱商事株式会社、JR西日本グループ、株式会社大日本印刷、大塚製薬株式会社、ネスレ日本株式会社、北日本銀行、鳥取銀行、日本海新聞社、岩手日日新聞社、京都ホテルオークラ、税理士法人中央総合会計事務所、など多数
【労働組合】全トヨタ労働組合連合会(119社)、豊田自動織機労働組合
【行政】鳥取県、宮崎県、福岡県、岩手県
【役所】台湾大使館

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