#133 「〇〇は飲み物」に物申す!

お疲れさまです。
今日は、2023年11月12日(日)です。

本日は、「たけまる先生が物申す!」の第3話です。

以下の記事について物申します😀

中年太りを脱するために。なるべく避けたい35のNG行動集
③○○は飲み物です


→汝、よく嚙んで食べよ

「カレーは飲み物」と言い出したのは、2008年に55歳で急逝した巨漢タレントの先駆けウガンダ・トラ氏だったとか。「麻婆豆腐は飲み物」とか「ピザは飲み物」とか、多様なバリエーションがある。美味しすぎて即食べ終わるから飲み物に喩えたくなるのだろうが、早食いで太るは常識。何でもよく嚙み、ゆっくり食べよ。

参考:Tarzan(https://tarzanweb.jp/post-292692)

まあ、そのとおりです(笑

その通りなんですが、ちょっとモヤモヤします(笑

「〇〇は飲み物です」ってのは、「噛まずに飲み込む」って理解で正しいと思います。

ここで、噛むこと、いわゆる咀嚼の役割についてお話します。

咀嚼とは、消化の第一段階にあたり、基本的な役割が2つあります。
1つは食べ物を小さく噛み砕き、飲み込みやすくすること。
食べ物が気管などに入ってしまう誤嚥(ごえん)や、誤飲を防ぐことができます。
もう1つは、咀嚼している時に出てくる、唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素によって、炭水化物に含まれるデンプンの分解を助けます。

食物と唾液をよく混ぜて、飲み込みやすい食塊(しょっかい)にすることで、確かに消化は良くなります。
がーしかし、そもそも人間は消化吸収の能力がとても優れています。

胃腸が健康な人なら、あまり噛まなくても米の糖分をほぼ100%、それ以外のタンパク質や脂肪などの栄養素もほぼ9割は吸収できると言われています。

栄養素の吸収の観点では、噛んでも噛まなくても、それほど影響はないとうことです。

ダイエットの観点では、「痩せたいなら早食いはやめましょう」って誰もが指導するところです。

では、この「早食い」や「食べ物の飲み込み」などは、どうして太ると言われているのでしょうか。

消化吸収に対しては咀嚼はほぼ影響せず、逆に咀嚼しない方が、栄養素が吸収されないため、ダイエットには貢献するっぽいですね。
ただ必要な栄養素も吸収されなくなるため、こういうダイエット方法はやめるべきです。
じゃあ、過剰な量を食べるときに噛まなければいいんでは?
いやいや、結局、咀嚼による消化吸収の影響は微小なので、食べ過ぎは咀嚼に関係なく太る原因になるため、やめましょう。

ここで、「早食いの人は太りやすい」、「早食いの人は太っている」というのは、どちらも数多くのデータがあり、事実のようです。
どうやら「脂っこいものが好きな人」が太っている割合よりも、「早食いの人」が太っている割合の方が多いらしいです。

つぎに、食べ物を接種した際の、体のメカニズムを見ていきましょう。

人間は、食事をすると胃や腸といった消化管から「食欲を調節するホルモン」が出ます。

いくつか種類がありますが、胃からは食欲を増進させる「グレリン」が出ています。
また、小腸からは、食欲を抑制する「GLP-1」が、十二指腸からも、同じく食欲を抑制する「コレシストキニン」などが出ています。

そして、ゆっくり、よく噛んで食べることで、食欲を増進するホルモンが減少し、食欲を抑制するホルモンが増えることが実験で明らかになっています。

よく噛むことで食欲が抑えられ、食欲による暴飲暴食を回避しやすいということになります。
また、よく噛めば、より多くエネルギーを消費します。

ということで、十分な咀嚼の効果は、以下の2点になると考えられます。

①食欲による過剰な量の飲食を回避しやすい。
②食後のエネルギー消費量が増加する。

結論。
食べ物はよく噛んで食べましょう。


今日はここまで。
ありがとうございました~❤


P.S.
「食べ物の丸飲みは、それはそれで結構美味しいんですよー!!」、「じゃあ、咀嚼って1口で何回くらいすればいいの?!」って思っているそこのアナタ!
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