ケアマネージャーからみた理学療法士のアンケートが面白過ぎたので私見を書かせて欲しい⑩
ケアマネージャーからみた理学療法士の面白すぎるアンケートを見つけたので、勝手に回答する「回答ひとり」
今回はVol.10です。
前回のエピソード(Vol.9)はコチラから。
元資料になっているのは兵庫県理学療法士会~資料調査部さんが行った、
介護支援専門員からみた理学療法士に関するアンケート結果です。
要するに「ケアマネさんから見た理学療法士への印象」です。
それでは、ひきつづき訪問リハについて回答しましょう。
(以下、理学療法士をPTと表現します)
P13.⑦訪問リハビリテーションに関するPTへの要望について(有効回答数65)
これを書けるケアマネージャーさんは、リハビリ職について深くご理解されている稀有な方ですよね。考えさせられました。
おそらく、リハビリ職種を超えてゆけ!ってことですよね。
結論「訪問リハビリでは成熟するほど、PTOTの職種ボーダーが薄れる」ので、お気軽にご依頼くださいとお伝えします。
もし、OTとPTでの差を感じられるのであれば、職種による違いではなく、療法士の個人能力差です。
リハ職種の漠然としたカテゴライズはコチラ。
理学療法士=立つ、歩く、基本動作
作業療法士=手、肩、生活応用動作
訪問リハビリではPTOTともに、両方を担います。
新規依頼でも「PTさんお願いします」「OTさんお願いします」とお話を受けることがありますが、大部分のケースはどちらでもOKなんです。
例外は「精神疾病を持っておられる方」で作業療法士をご要望であれば、お応えするかもしれません。かもしれないレベルです。
PTOT論争の原因は何でしょうか?
つまるところ、病院のリハビリフォーマットをそのまま訪問リハビリにも充てがわれることに始まるのではないかと推測してます。
病院リハと訪問リハは、全く別物なんです。
10年以上、訪問リハビリに従事した、勝手な私の戯言ですが、別物と思っています。
ひとつのツイートを紹介します。
リハビリ病院で勤務してた看護師さんが訪問看護に転職したのち、訪問リハビリを見学した「素直なツイート」です。
見て感じた、等身大を吐き出す良いツイートです。
看護師さんから見ても違うんです。
では、病院と訪問は何が違うのか?
病院は「疾患」をみるリハビリサービス
訪問は「生活」をみるリハビリサービス
この違いがあります。
なので、訪問では「そもそもPTだからコレ!OTだからコレ!」というボーダーはどんどん薄れていきます。
加えて、差を感じられるのであれば、それは個人の能力値が違うだけです。
訪問リハビリにまつわる「個人の能力値」については改めてnoteしたいな、と思っています。
なので、恐れずに「訪問リハビリサービス」としてご依頼いただければ、幸いです。追伸) STはPTOTと全く違います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ぜひ、スキやフォローをよろしくお願いいたします。
次の回答まで、お待ちください♪
※
こちらのnoteもオススメです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?