糖質オフへの一歩はグルテンフリーから

がんの食事療法の本には炭水化物、特に精製された(白い)炭水化物(小麦/パン・麺類、白米、砂糖、菓子)は控えたほうがよいと書かれているものが多いです。

主な理由としては以下の通り

  • 精製された白い炭水化物は、精製の過程でもともと含まれていたビタミン、ミネラル、食物繊維が失われ、ほぼ糖質だけになっている

  • 糖質は食後、体の中でブドウ糖に分解される。がん細胞はブドウ糖を消費し、急速に増殖する

  • 精製された炭水化物は、食後の血糖値を急上昇させ、動脈硬化や肥満の原因にもなる

とはいえ、、、さすがにパンやご飯などの主食などを一度に控えるのは大変なので、我が家ではまず、小麦を断つ『グルテンフリー』からチャレンジしてみることにしました。

グルテンフリーはもともと、「セリアック病」や「グルテン不耐性」といった免疫疾患で、全くグルテンを摂れない人たちのために考えられた食事法なのですが、そもそも、小麦に含まれるグルテンは、ベタベタとした糊のような性質で、腸内に炎症を引き起こしたり、腸内環境を悪化させることで、腸漏れ(リーキーガット症候群)の原因にもなるとのこと。

分子標的薬の副作用で下痢になりやすい母や、大腸ポリープを切除した父や私には腸を整える、守ることが必要と思われるため、糖質オフの最初の一歩として、グルテンフリーから試すことにしました。 

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