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ロマサガ2 リメイクがクソゲーになりそうな理由

ロマサガ2 フル3Dリメイク『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』の発売日が2024年10月24日(木)と迫ってきました。
それに伴い、サガ公式チャンネルやゲーム情報サイトから、様々な情報が公開されてきましたが、その内容を聞いて不安になった人も多いのではないでしょうか?
私もこのゲームがかなりクソゲーになりそうな予感がしたので、その理由を今回まとめてみました。
まずはこちらの動画から気になる点を抜粋して行きたいと思います。


☆モンスターの地域固定化

素材集めもあるので出現モンスターの地域固定化は必要だったんでしょうけど、これはちょっと残念でしたね。
ロマサガ2はフリーシナリオだったので、各イベント好きな順番で行くことができました。
しかし、それが成立するのは、戦闘回数によって出現するモンスターが変わったからです。
いきなり強いモンスターが出て来ることはほぼありませんでした。
それが地域固定になると、強いモンスターが最初から登場することになります。
なので好きな順番でイベント進めることが困難になるのではないか、という懸念がありますね。

☆キャラクターの改変

ネレイドに足が生えた!?

足の生えたネレイド
ネレイド 人魚の姿

元々人魚キャラだったネレイドに足が生えました
もちろん人魚の姿はあるのですが、パーティに入る際には足が生えるようです。
理由は様々な憶測がされていますが、主に体術の関係だろうと言われています。
しかし、元々人魚キャラが好きだった私にとっては、人魚の状態でパーティ加入して欲しかった。
というか、私は人魚姿で跳ね回るかわいいネレイドが見たかった…
何故こうなってしまったのか…
開発が大変なのはもちろん理解していますが、元々のキャラを改変するのはいいことないですね。

それこそ一番言われていたのが、ロマンシング・サガのリメイクである、サガ ミンストレルソングの改変です。
あの、ころうばで有名なガラハドの見た目がすっかり変わっていましたね。

ころうば
髪のあるガラハド
髪のないガラハド

一時期はハゲをいじられガラハゲと呼ばれてました。
もちろんミンサガをプレイすれば、あのハゲあがったガラハドにも愛着は湧きます
しかし、初期ガラハドが3Dで動く姿を見たいと思っていた層は、裏切られた気持ちでいっぱいでしょうね。
私はこれと同じことが今作でも起きるのではないかと思っています。

☆WPとJPの廃止

これにはめちゃめちゃ驚きました。
何故ならサガの歴史の中で、外せないのがこの技ポイント(WP)と術ポイント(JP)、これがあるからこそキャラメイクの時は技を中心にするか、術を中心にするか考える必要がありました。
でも、これが廃止されれば各キャラの個性はいったいどこに出るのでしょうか?
どのキャラも似たり寄ったりのキャラになるのではないでしょうか?
そういった不安を感じてしまいます。

☆タイムライン制でテンポが悪い

今作ではタイムライン制を採用しているのですが、一見しただけでもコマンド入力がめんどくさい。
なぜなら、そのキャラクターの順番が回ってくるたびにコマンドを選択しないといけないからです。
原作だと最初に五人分の行動を入力したら、後は眺めるだけでした。
しかし、今作は順番が回って来る度に、一回ずつコマンドを選択しないといけません。
戦闘の爽快感を損なってますね。

☆改善している点もある

もちろん改善している点も存在します。
技の派生などがいい例です。

一目でわかる 技派生

どの技を使えば次に何の技を閃くのか、このキャラクターでは閃かない技は何なのか。
それはとてもわかりやすくなりました。
それに新たな術や陣形が追加されたのも、評価できるポイントだと思います。
ただ、そういったプラスの項目に対して、マイナス面が大きいのではないかというのが私の意見になります。

☆今のスクエニに対して思うこと

最近のスクエニはリメイクを多発していますが、どれも不評に終わっています。
一番いい例がFF7Rです。
最初はリメイクとして作り始めたのですが、何故かシナリオがまったく別のものに変化し、ファンの購買意欲を失わせました
結果FF7リバースはPS5というデバフ要素を除いたとしても、初週売り上げが前作の約3分の1と予想を大きく下回る結果となったのです。
ただ私がプレイした感想ですが、FF7リバースが面白いゲームだったことは間違いありません。
グラフィックはとても綺麗だし、シナリオも涙あり笑いありで楽しませてくれました。
多数のミニゲーム追加は賛否があったものの、自分はすごく楽しめる出来でした。

だが、それでも売れてない。

私はその理由をこう断言したいと思います。

リメイクとして売り出し始めたことによる失敗と。

リメイク作品に求められているものは何か?
それを考えた時に私はこう思います。
綺麗なグラフィックで復活した、同じゲームをしたいと。
そう、リメイクで求められるものはグラフィックの進化だけなのです。
それ以外のゲームシステムは元のままがいいのです。
だって、元々そのゲームシステムが良かったからこそ私はハマったんですよ。
元々そのゲームシステムが良かったからこそ、ゲームが売れたのです。
なのに、何故リメイクでわざわざゲームシステムを改変する必要があるのですか?
それをやれば、もうそのゲームはリメイクではなく新作になってしまいます。
こういうところが、今のスクエニの開発陣はわかっていないのだと思います。
サガシリーズが長年愛されて来たのは、あの難しい難易度自由度の高さ
そして、キャラクターを育てる楽しさがあったからこそです。
それなのに、WPとJPを廃止したり、モンスターを各地に固定したり、何を考えてるんでしょうか?
僕たちが考える最強のゲームをリメイクとして、消費者に押し付けないで欲しいものです。
これが今のスクエニに対する答えですね。

色々と批判的な意見を書きましたが、私としてはスクエニのゲーム自体は面白いと思っています。
ただ、過去の栄光にすがってリメイクを連発している今の姿は好きではありません。
自分たちの作りたいゲームがあるのであれば完全新作で勝負しましょう。
リメイクを作るのであれば、そのゲームに愛を持ったゲームデザインにしましょう。
私が応援するのは、そんなゲーム会社です。

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ちなみに私はクソゲーであろうと、必ず買います
サガの行く末をこの目で見たいからです。


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