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おっさんのひとり言 ハラスメントについて思う

 ドラマ好きの私は昨晩阿部サダヲさん主演の『不適切にもほどがある』を見た。このドラマは別に昔が良かったなぁという懐古趣味でも、今の時代が素晴らしいと礼賛もしていないところが私は良いと思う。

最近はテレビのバラエティー番組では昭和世代VS令和世代が流行っている。うるさ型のタレントとあまり賢くもなく常識のない若手タレント(これは私の意見 笑)が出ていて、定石のように若手タレントが「信じられな~い」と言い,梅沢富美男さんなどが「うるせいなぁ」とう言うような顔をする。どちらかというと昭和時代を馬鹿にしたような番組つくりだ。『不適切にはほどがある』はどちらの世代にも媚ていないところが良い。ただ突っ込めるところがあるとしたら、昭和61年には新幹線や観光バスではたばこは吸えたが、路線バスの中ではもうタバコは吸えなかったと思う。(地域によって吸えたならごめんなさい)

 ここ最近のニュースで昭和時代ならOKだったものが、今ではOUTのニュースが連日ネットを賑わしている。

  • 麻生太郎副総理の「おばさん」発言

  • 芦原妃名子さんの自死

  • 松本人志さんの性加害

 芦原さんの自死は不幸な出来事だと思う。自死の原因がブログに投稿したことで誹謗中傷されたかもしれないし、テレビ局の行動に我慢できなかったのかもしれないが、当事者ではない私にはわからない。でも思うことはネットで多くの漫画家さんや脚本家の方が投稿されているようにテレビ局や出版社のおごりだと私は思う。テレビ局・出版社と作家さん(原作者・脚本家)は仕事を発注する側と発注される側で立場は50:50だと思っていた。しかし現実は違ったみたいだ。仕事をさせてあげるというテレビ局が思っているから、簡単に内容も変えるし、『海猿』の作者の佐藤秀峰さんも投稿していたがグッズを無断で出すのだろう。これはパワハラだ。札束で頬をはたかれたらついていく人間もいるだろう。でも全てがそうではない。それをわかっていないのは痛い奴だ。

 私は麻生太郎が大嫌いだ。小心者の人を『蚤の心臓』とよく言うが、麻生太郎は『蚤の脳みそ』だ。政治家一族の金持ち一家に生まれ、50年ほど前のドラマに出てくるやくざみたいな恰好をして学習能力がないから今回も上川陽子外務大臣の事を「カミムラヨウコ」と間違えて呼び、さらに「おばさん」や「美しい方でない」など一番嫌われるじじぃギャグを言う。笑かしているつもりが笑われているのが解っていない。上川さんの出る杭を叩くで言っただけらしいが、自分がアホだと再確認させただけだった。
 賛否両論はあるが、ネットでは上川さんに怒って欲しかったという意見がよく出ていた。でも私は上川さんは怒らなくて正解だと思った。上川さんは怒る価値もない最低な男と思っているのではないだろうか。たぶん見限っていると思う。
 政治家に一番大事な能力は「空気を読む力」だと思う。空気が読めない奴は辞めて欲しいです。

 『不適切にもほどがある』でも阿部サダヲさん演じる市郎が仲里依紗さん演じる渚に「何もしないから家に泊まらして」と言う。それを見てぃた磯村勇斗さん演じる秋津に市郎は「家に入れてくれることはOK」だという。秋津は市郎に「それはOUT」と言いスマホを出し行為の同意OKをサインしてもらないといけないと言った。私はテレビ上の話だと思っていた。
 私は性行為を迫った松本さんも悪いが、部屋に入った女性も悪いと思った。今は違うらしい。橋下徹さんがテレビで性行為の同意書がないと裁判に負けると言った。
 私は情緒も何もない時代だと思った。強制性行為は絶対ダメだと思う。しかし雰囲気でなく同意書がいるのは興覚めだ。
 松本事件で一番思っていることは、元文春の中村記者も、文春ややりすぎと言っていた。私もそう思うし『正義の味方』みたいな振る舞いをしすぎだと思う。芸能人相手なら何を書いてもいいとは限らない。こういうと必ず表現の自由をかざす。表現の自由は絶対に必要な権利だ。ただし犯罪にならない事柄で人を貶めるのはどうかと思う。

 今の時代ハラスメントが表に出ることは良いことは良いと思うが、SNSやメディアで『正義に味方』と言う逆ハラスメントがある。個人間で言えば橋下徹さんも言っていたが最終的には信頼関係
信頼関係を築いていこう。

 お前の記事がハラスメントと言われるかもしれませんが、最近思っていることです。最後まで読んでいただいてありがとうございます。

 


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