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消化吸収器官の役割

みなさんこんにちは
菜食育アドバイザー×看護師のももえです😊

前回の自己紹介記事を読んで下さった方、
ありがとうございます!
まだ読んでない方は是非読んでいいねをポチッとよろしくお願いします☺️✨→こちら

アドバイザーのお仲間からも
「読んだよ〜」「共感したよ」「しっかりしたものを感じた」など嬉しい感想をいただきとても嬉しかったです♪

アドバイザーの中での交流は結構マメに行われてると思ってるのですが皆さん"良い人"が多い!!

菜食育アドバイザーの講座ではまず初めに
"人として"といった部分に向き合うお話がありました。

ここで感じるのは、皆さん良い人を演じたり無理して良い人になったりするのではなく
講座を通して自分と向き合い自分らしく居られるようになるから表情や感情がポジティブになり
益々「良いカンジの人」=「良い人」になってるのではないのかな〜と感じます☺️

菜食育アドバイザーのお仲間も、
いつもありがとうございます💗

さて、本題に入るのですが、
「よく噛んで食べましょう」
これは誰でも聞いたことのある言葉ですが
なんで、よく噛んで食べないといけないのか。
それは、よく噛まなければこれから説明する各
消化吸収器官の役割も発揮できないからです。

消化と吸収

まず消化と吸収の定義ですが、

⚫︎消化:食べ物を吸収しやすいように小さく分解すること
⚫︎吸収:消化器官から体液の中、(血管・リンパ管)に取り込むこと

となっています。

口から入った食べ物がどこを通って💩になるのか。その順番がこちら

1.口
2.食道
3.胃
4.十二指腸
5.小腸
6.大腸
7.直腸
8.肛門

唾液の役割

上から順番にまず、食べ物は口に入りよく噛んで食べます。
よく噛むと唾液が分泌されますね。

ではこの唾液は何をしてくれるかと言いますと、

唾液に含まれるアミラーゼという酵素がデンプンを分解してくれます。

その他
・殺菌作用
・口内の水分量調整
・pHバランスの調整
・虫歯予防
といった働きもあります。 

ちなみに菜食育アドバイザーになるにあたり体質改善コーチングを受けたのですが、
「食事は50回は噛みましょう」と指導があり
私は結構辛かったです(笑)
なぜならいつも食事中はお茶が必須で、お茶と一緒に食べ物を流し込んでいたという癖があったからです。
体質改善コーチングでは自分の食べ方の癖も分かっちゃいました🤭
50回噛めますか??
私は未だに意識しなければ全然噛めてないです!

胃の役割

続きまして食べ物が食道を通り次に運ばれる先は胃ですね。胃では、ペプシンという酵素がタンパク質を分解してくれます。

胃というと胃酸のイメージが強いですが、もちろん胃酸もタンパク質の分解を助けます。

ちなみに胃酸(pH1~2)は殺菌作用もありますが胃に住むと嫌なことをしてくれる菌がピロリ菌です。
ピロリ菌は酸を中和させてしまうため厄介な菌なのです。
健康診断の胃カメラはこのピロリ菌の有無も診ていきます。

また、食べたものが胃を通過していくまでは
2~4時間かかります。

夕食は、寝る4時間ほど前には済ませておくことでしっかり消化されますよ〜

休憩

さて、ちょっと疲れてきましたか?
アニメ、「はたらく細胞‼︎」はご存知でしょうか?
なかなか可愛くて面白いアニメですが身体の働きについても学べるアニメです!
小学校高学年ぐらいのお子様に理科の勉強としてもオススメかもしれません!!
もちろん医療系の学生にもオススメです✨️
血小板ちゃんとかいちいち可愛い(笑)

肝臓の役割

さて、続いては肝臓!

肝臓の役割は主に3つ
1つ目として『胆汁の合成』
2つ目は『解毒・代謝』
3つ目は『貯蔵』(ブドウ糖をグリコーゲンに変換して貯蔵する)
の役割があります。

胆汁は脂肪を乳化させて消化させやすくしてくれます。

また、解毒と代謝に関しては
体内に入ってきた物質を別の物質に変換したり分解してくれます。
アルコールの代謝も肝臓が担っているのは皆さんご存知だと思います。

胆汁は小腸へ行き吸収されたら門脈という血管を通り肝臓に運ばれます。
腸は栄養を吸収する器官でもありますが、小腸から吸収された栄養素は肝臓を経由して全身へ行くくのです。
(脂質は例外でリンパ管へ入り肝臓を経由せず全身を巡って肝臓を経由)

細かい話しをしてしまいましたが
栄養素は腸で吸収されたのち、一旦肝臓に経由されるということです。

肝臓もかなり大切な役割りを担ってますよね!

膵臓

続いて膵臓です。
膵臓といったらどんなイメージでしょうか?

膵臓は主に
消化酵素の合成、ホルモンの合成を担っています。

・アミラーゼ(糖質の分解)
・トリプシン(タンパク質、ペプチドの分解)
・リパーゼ(脂質の分解)

これらの消化酵素は膵臓を通り十二指腸に分解されます。

また、ホルモンの合成として
インスリン、グルカゴンというホルモンを膵臓で作っています。

・インスリン(血糖値を下げる、ブドウ糖をグリコーゲンとして蓄積させる)

・グルカゴン(血糖値を上げる、グリコーゲンの分解)

糖尿病はインスリンの分泌不良で起こる病気で、聞いたことあるのではないでしょうか。

これまた膵臓も大切な役割りです。

小腸

続いて小腸。

小腸は「十二指腸」「空調」「回腸」の3つの部位からなります。

役6〜7メートル!
テニスコートに換算すると一面分もあるそうです。

主な働きとしては
・胆汁と膵液の分泌
・消化の最終段階
・栄養素の吸収
・免疫
・幸せホルモンの合成
・酸素に強い腸内細菌叢が生息

つまり、消化を促進し栄養を吸収してくれてメンタルを司る器官です。
また、免疫機能が発達しており免疫細胞の70%が小腸に集まっているのです。

これまた小腸も超大切な器官です!!

ちなみに、ラクターゼといった消化酵素が働かないと乳糖が小腸で消化されずに大腸へ行き、
下剤のような効果が働き下痢になる。
これが乳糖不耐症の症状です。
日本人はそもそもラクターゼが働きにくいと言われてるそうで、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べると下痢をする人はこれに当てはまります。

大腸

最後に大腸です!!

ここまで読んでくださったそこのあなたは
医療従事者ですか?健康オタクですか?
ももえファンですか?(オイ)

さて、大腸は「盲腸」、「上行結腸」、「横行結腸」、「下行結腸」、「S状結腸」、「直腸」の6つの部位からなります。

長さは約1.5メートル。テニスコート反面分と小腸よりは小さい面積ですね。

主な働きとしては
・水分とミネラルの吸収
・腸内細菌の家

水分を吸収し、便を固形にしてくれるのは大腸です。
食べたものは大体24~72時間で排泄されていきますよ。

また、腸内細菌は100兆個以上、500種類以上(2万種類という説もあり)が住んでいるそうです。

なんと、腸内細菌だけで重さとして1.5kg分生息してるといわれています。

まとめ

長くなりました。

簡単ではありますが、消化吸収を司る器官についてバーッと説明していきました。
自分の体の中がどんな働きをしているのかを知るともっと身体に興味が湧き、労ることが出来ますよね!!

1つひとつの臓器にはかなり重要な役割があります。やはりこれらを正常に機能させるには
早寝、早起き、運動、よく噛める食事、そして笑い。

そんな基本的だけど忘れがちなこと。

私も全てを完璧には出来ないからこそ
たまにこうして体のことと向き合って
どれかひとつでも今日は意識しよーなんて思って過ごしていますよ〜♪

これだけ様々な役割がある消化吸収器官ですが、
食べたものを「よく噛む」。
これが出来てこそきちんと各消化器官が働いてくれるのです。やはり「よく噛む」はできるだけマストでレッツトライです〜!!!笑

最後まで読んでいただきありがとうございます♪
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