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【薄毛&細毛】原因と対策<超基本>


■本記事について


本記事では薄毛や脱毛の原因とその対策について解説していきます。
男性に限らず、女性でも髪の毛が細くなったり薄くなってしまう人も多いです。(実際に私自身、髪の毛が細いのが悩みでもあります…)

今回は、最近薄毛に悩んでいる、家族や友人に『髪の毛薄くなった?』と言われる、髪を洗っている際に多く髪が抜けて不安……
といった方に向けて、農林水産省やAGAクリニックの解説、ヘルスケアの研究内容などを参考に、超基本的な箇所のみまとめました!



■薄毛・細毛の原因


■薄毛・細毛について

髪の毛を作り出す皮膚の小器官である毛包は『成長期、退行期、休止期』の3つの時期からなるサイクル、毛周期を繰り返しています。毛周期において毛包が休止期に入ると、成長期の1/3程度まで髪の長さが減少しやがて脱毛、新たなサイクルに入る仕組みです。

毛包に負荷が大きくかかると、毛包根本部分において髪の毛の発育を抑えるようなシステムが作動し、毛周期を短縮、毛包の小型化が発生します。

毛周期の短縮によって毛が多く抜ける状態(1日平均150本以上)を脱毛、作り出される毛1本1本が細くなり薄毛と言います。


■薄毛・細毛の原因

毛包に負担をかける要素としては以下のような4点が挙げられます。

1、 ホルモンバランスの乱れ
毛包周辺に男性ホルモンが作用すると、髪の毛の生育を抑えるようにシグナルが送られます。
そのことにより毛母細胞(髪の毛の細胞を生み出す親部分)の活動が低下、毛周期の短縮が起こり毛が生えにくく抜けやすくなると言われています。
男性はもちろん、女性にも微量の男性ホルモンが存在するため脱毛の大きな原因になることがあります。
 
2、 血液循環の不順
髪の毛は毛乳頭にある毛細血管から栄養を吸収することにより成長をします。
そのため、血流が悪化してしまうと成長速度が鈍化し、髪の毛の脱毛につながります。また、血流悪化により皮膚全体の伸縮度が低下し、髪が成長しにくくなるとも言われています。
 
3、 脂の分泌過剰
人間の皮膚からは乾燥や紫外線から皮膚を守るために皮脂が分泌されています。
適切な量であれば問題ありませんが、過剰量の分泌が起こると埃などと混ざり毛穴を詰まらせてしまったり、炎症を起こしてしまい毛髪の成長を妨げます。
 
4、 遺伝的要因
男性ホルモンなどによる毛包の刺激感受性は遺伝的要素で決定づけられるとされています。
そのため、家系内に薄毛の人が多い場合薄毛になる可能性が高いと言えます。
 

これら一つだけが原因とは限りません。複数の原因が互いに影響しあい脱毛や薄毛を引き起こすと考えられています。



■薄毛・細毛のNG行動5選


上で記載したような主な原因は生活習慣により左右されます。
どういったものが原因になるのか主に5つ挙げていきたいと思います。

1、 睡眠不足
睡眠時間が減少することによって、体内にはストレスが大きく蓄積されていきます。
ストレスがかかるとホルモンバランスが崩れてしまい、男性ホルモンが優位となり毛包活動を低下します。
また、ストレスにより血流が悪化することも報告されているため、毛包に栄養を十分に与えることが出来なくなってしまいます。
睡眠時間は6~8時間が適正と言われていますので、それより少ない人は要注意です。
 
2、 生活習慣の乱れ
食事時間がバラバラであったり、睡眠時間がバラバラであると身体にストレスがかかります。
 
3、 脂っこい食事や甘い食べ物
頭皮の皮脂分泌が増えてしまう直接的な原因は『食事』です。
揚げ物やラーメンなどの油分の多い食事を継続すると、体内で油が中性脂肪へと変化します。
また、糖分も体内で分解され脂質として変換されます。
ここで生成された中性脂肪が増えると、過剰脂質が皮脂として分泌され炎症や皮脂詰まりの大きな原因となります。
 
4、 過剰なシャンプー
皮脂の過剰を防ごうとして一日何回もシャンプーを行ったり、洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、頭皮に必要な皮脂まで落としてしまいます。
すると、頭皮が乾燥状態になってしまい自衛反応により皮脂の分泌がさらに増加し、悪循環に陥り、さらには乾燥による炎症の原因にもなります。
ふけや髪の痛みの原因になるので要注意です。
 
5、 日焼け
過剰な紫外線も皮脂分泌を促す原因となります。
皮脂が長時間紫外線にさらされることで皮膚がダメージを受けてしまい、修復しようとして油分が過剰となり、皮膚の炎症や皮脂詰まりを引き起こします。



■薄毛・細毛のオススメ対策3選


では、具体的にはどのようにして薄毛を予防していけばよいのでしょうか?
ここではおすすめの方法3選を紹介していきたいと思います。

1、 食生活の見直し
一つ目は食生活の見直しです。
現在の日本人の食事は、成人の3割以上、20代に至っては過半数が推奨量より多くの脂質を摂取していると言われています。
脂質の過剰摂取は皮脂分泌の増加だけでなく生活習慣病による体内ストレスを引き起こすことにつながります。
そのため脂質の多い食事は控えめに、栄養バランスの整った食事をするように心がけましょう。
では何をよく食べるといいのでしょうか?ここでは育毛に特におススメの食品を3つ紹介します。
 
①    赤身の肉類
赤身の肉類には髪の毛の構成成分である良質なたんぱく質が多く入っています。また、タンパク質の他にも髪の成長につながる亜鉛やビタミンB群なども多く含まれているため、育毛におススメです。
その他にも赤身ではありませんが鶏ささみなどは脂質が少ない良質なタンパクのとれる食材です。
揚げたりすると脂質量が増加してしまうので、そのまま焼いたり、ゆでて食べることをお勧めします。
 
②    わかめや昆布などの海藻類
海藻類に豊富に含まれているヨウ素は髪色を保つメラノサイトの分泌を促すとされ、薄毛や細毛に効果的です。
また、ミネラルを豊富に含んでいるため育毛には効果が高いとされています。味噌汁などに少し加えるだけで水溶性のミネラルも出汁として摂取できるためおすすめです。
また、ヨウ素などは過剰摂取してしまうと甲状腺に悪影響を及ぼすとされているため注意が必要です。
 
③    卵類
卵はタンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がまんべんなく豊富に含まれているため、育毛の為に非常に良い食べ物と言えるでしょう。
特に卵は卵焼き、スクランブルエッグ、ゆで卵など様々な調理法で食べることが出来るため毎日飽きずに食べられます。
カロリーは少し高めですが、腹持ちが非常にいいことから間食としてゆで卵を摂取するなどもおすすめです。


 
2、 生活習慣改善
細毛、薄毛などの主な原因はホルモンバランスの乱れによる毛周期の不安定化にあります。そのためストレスをため込まないような生活習慣の構築が必要です。具体的には

・一日6時間以上の睡眠
・適度な運動(1駅分通学時に歩くなど)
・朝に太陽の光をきちんと浴びる

などが挙げられます。
あまり難しく考えずに取り込める部分から取りこんでいけるとよいでしょう。
ただ、毎日これをしなければと躍起になってしまうと返ってストレスになってしまうので要注意。自分の出来る範囲で、ストレスが少ない生活環境を整えましょう。


 
3、 頭皮を清潔に保つ
頭皮を清潔に保つことで、外部からの原因による毛包への悪影響を減らすことが出来ます。
適度な頻度での洗髪を行い、この際に髪や頭皮を傷つけないよう優しく洗うことが重要です。
また、髪を乾かす際は過剰な力を入れないように、優しくタオルドライをした後に指の腹を使って乾かすようにしましょう。
美容室などである頭皮マッサージを定期的に受けることも頭皮の健康を保つ上でおすすめの方法です。


■最後に


基本的な部分も多かったと思いますが、その基本的な部分が生活習慣の乱れで出来ていない人も多く、原因になっていることがあります。

薄毛、脱毛などは遺伝が多いなどという話も多いですが、日々の生活を少し見直すことで薄毛の予防をすることも可能です!

また、脱毛や薄毛には病気のサインなどが紛れている場合もあるので、突然髪が抜け始めたりした場合は病院を1度受診することをお勧めします。

これからもTwitterで投稿しきれない知識なども共有していきますので、いいね・フォロー頂けるとモチベーションアップするので宜しくお願いします😊


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