スピリチュアルと洗脳と集客と収入〜その背景にある仕組み〜
前回は、スピリチュアルのことを学び始めた時のことについて、書きました。
いざスピリチュアルなことを学ぼうとしても、怪しいものがいっぱい巷には溢れていて、どれを信じたらいいのか、どの道を進んでいいのか、とても迷いました。
いろんなスピリチュアルの人に出会った経験を書いてみます。
怪しさの理由:目に見えないものを取り扱っているから
今日はそこから派生して、スピリチュアルの世界が普通の人から見たらなぜ怪しく見えるのか、考えてみたいと思います。
それは、目には見えないことを取り扱っているから、だと思います。
そして、その効果を実感するときに、目に見えるもので実感したいと思うし、それを人に紹介するときに、目に見えることを見せるからだと思います。
そうすると、こうなります。
これを受けたら、収入が増えた
このセラピーを習ったら、出会いがあった
〇〇をしたら、人生がうまく行った
壺を買ったら・・・・
〇〇のサプリを取ったら・・・
この業界と近いことになっていくのです。
実際に私もサプリを勧められたことがあります。
でも本当に効果があって勧めているのでしょうが、ここに抵抗が感じられます。
スピ系で実際に勧められたネットワークビジネス
一度、スピリチュアル系のリトリートに参加したことがあります。
宿泊するときに、シャンプーセットを使わせてくれて、親切だなあとおもっていたら、N○S○○○の紹介を受けました。
これはいずれ書いてみたいネタなのですが、プラクティショナーと受け手には、先生と生徒に近い関係性ができています。
主催者は、親みたいなもので、参加者は、子みたいなものです。そこにはパワー関係があり、親の言うことを聞く、というモードになっています。
結局、最後の方で、そのシャンプーがいかにいいか、どうせ使うならいいものがいい、会員になれば普通に買うのと変わらない、会員になれば、ということで、帰ってきてから、本部の集会に誘われました。
オーラが広がっているときに聞く情報は洗脳だ
リトリート自体はとてもいい場所で、フワーっと心が開いていたので、あっさりといかないといけないような気分になり、行きました。
実は、これがポイントで、オーラフィールドが広がっているときに、情報を与えるのは、はっきり言って洗脳です。
でも洗脳されてたんで、本部で聞いてきました。(笑)
そこで聞いたのは、ちゃんと、ネットワークビジネスの世界でした。
いかに数を増やすか、そうしたらどういう生活が待っているか、エイエイオー!みたいな集会でした。
「何人、子(自分の下に紐づけられる販売者)がいるか?」の質問で、100人で、嬉しそうに手をあげていた、スピリチュアルリトリートの主催者。
ネットワークビジネスは、年金代わり
おかしいなと思いつつ、それでもまだ、いい商品だって言うしな、とおもって並べられている商品を見ていた時のこと、その方が、来てこう言ったのです。
「私たち、年金ないし、年金みたいなものだよね。あると安心だよ〜。」と、他の参加者を勧誘している声が聞こえたのです。
これを聞いて、目が覚めました。もちろん家人が怪しい、とはっきり言ってくれたと言うこともあります。
でも、同じシャンプーを夫の実家で見つけて、あ、誰かから買ってるのね、と思いましたけど笑。
子どもの頃の教育も、洗脳と言える
実は、洗脳って言いますが、子どもの頃にも、洗脳を受けています。
親の価値観の洗脳です。親の所属する文化社会の洗脳ともいえます。
洗脳というと強いですが、まあ、社会に馴染む、適応するということですよね。
でも赤ちゃんの時は、オーラフィールドはふわふわです。
そこで学ばれたことは、ずーっと影響が続くのです。
あえて、その影響から抜け出して、より大きな価値観を知る、学ぶ、そして自分の軸を作り直す。
それがスピリチュアルの道だと私は感じています。
以下以前に書いたブログもご参考に!
広めると集客と収入が複雑に絡み合う世界
学んだことを広める、そして集客がある、そこに収入がついてくる、というのは、このnoteの世界でも起こっていることかもしれません。
そこの根っこにあるものは、実は、自分が認められたいという2チャクラの要求が隠されています。
2チャクラの発達段階は、幼児期ですので、子どもの頃、親に認められたい、という気持ちが多くの人の行動原理にあります。
いいねがついたりフォローが増えると嬉しいものです。
自分を認めてもらうためのものとして、集客、収入を考えていると、そしてそこに、できている自分とできない自分を見てしまうと、2チャクラの不足感がうずきます。
これはもう疼くとしか言いようのない感覚です。
そしてそれがスピリチュアル系の怪しさを生んでいるのではないでしょうか?
怪しいのは、2チャクラが整理されていないから
スピリチュアル系は、本当に幼い頃の自分が疼いたまま、願望実現に走って、宣伝しまくっている人も大勢いる世界なのです。
疼いた対象が怪しいのではなく、自分の中にそういうものが解消されていないと、振り回されます。
甘い言葉に揺らされ、フォローの数に一喜一憂します。
提供する側も、受ける側も、2チャクラが整理されていないと、はっきり言って、心理的にはぐちゃぐちゃです。
まあやばそう、っていう匂いでわかるしかないでしょう。
そして、だからと言って、目には見えない世界が、全部怪しい、というものではないのです。
実際にあり、影響を与えているのが現実だからです。
長くなったので、今日はこの辺で。。。
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