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本当に好きか、迷った時は

よく相談で聞くのが「相手のことを本当に好きかわからなくなった」があります。
もしくは反対の「相手が本当に自分を好きでいるか?」

長く付き合うと同情と愛情、楽と楽しい、
色んな物が混ざりあって見えにくくなることは
誰でもあります。

そんな時に
一つの目安になるのが相手が、もしくはあなたが
支えが必要な時に最優先事項とできるかどうか、があります。

仲の良いカップルには
あまりにも当たり前すぎることかも
しれませんが、問題が起こってるカップルには
わかりやすい指針になるのではないかと思います。

例えばちょっとした意見の行き違いで嫌な思いをしたり、
険悪な雰囲気になることはあります。

例えカウンセラーと名乗る僕でも恋愛対象に対してだけは
それは起こってしまいます。
なるべく感情的にならないよう具体性のある言葉にしたり、
一度自分の中で、自分が見えていない情報はないか
思い出しなおしたりもします。

とは言え、それは解決策を知ってるだけで、
怒りや悲しみが起こらない訳ではありません。

そんなロボットみたいになったら
他人の気持ちにも共感できなくなります。

でも、例えばそんなことが起こり相手に負の感情を
抱いている時に相手が体調が悪くなったとします。
もしくは問題を抱えてしまったり。

その時に自分の中のもやもやは後回しにして
相手の事が心配になれば相手に対する愛情が大きいと思います。

そこで嫌なあなたの面倒なんか見たくないとか
ざまぁみろ、と思ったら愛情が消えかけてる証拠です。

とは言え、内容にもよります。

お酒飲み過ぎてそのまま寝たら風邪引くよって
言ってるのに風邪ひいたらそれは自業自得です。風邪薬でも飲ませて寝かせて下さい。

ただ、自分の中のもやもやや、喧嘩の原因と関係ないことで
相手が弱ってるのに、その時にもやもやを持ち出したり
ここぞと攻撃するのであれば、
恐らく愛情ではなく関係に執着している可能性があります。

例えば浮気されたとします。浮気はだめです。そんなのは当たり前です。でもそこで相手が過労や病気になったとします。そこで天罰と思うことはあると思いますが、浮気と病気は直接関係はありません(浮気による感染症などは除く)。それを思ってもいいのですがそれを理由に相手をいたわる気持ちや行為が生まれないのであれば愛情もそれくらいになっていると思います。

また反対に「ここで優しくして気持ちを取り戻してやる」と思ってしまうのも危うい行為です。

どちらも「関係」に重点を置いてるので、
もうそれは愛情とは別の物だと認識して新しい出会いを探しましょう。

あなたにも相手にもプラスにならないし、
執着の関係を続けると人の心はどんどんすさんでしまいます。

自分の心を取り戻すためにも別れを考えましょう。
それが難しいことなのはとてもよくわかりますが、未来のためには必要な決断を迫られることはあるものです。

また相手が自分が弱ってる時になんの関心も示さない場合も同じです。

ただ、体や心の痛みは中々人には伝わりにくく
わかりにくいものです。

なので一度は説明して理解を求めてみてください。
人は本当に大変な時は伝えることすらしんどくてできないことはあると思います。「辛いことをわかってほしい」と言う気持ちはとてもわかりますが、相手がわかっていないだけの場合もあります。

それで結論を急ぎ関係を壊すのはもったいないと思います。
でも、説明した上で理解が得られなければ
それがその人の愛情の上限なのではないかと思います。

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