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heads428
2017年8月26日 13:29
グルメ漫画があふれる現代にあって、孤独のグルメはなお異色の存在としてヒットした。理由は至極明らかであり、「個人の私的経験を豊かにする」というテーマが貫かれ、最高の食の類を目指して気張って疲れるようなことをしていないからである。彼も蘊蓄やこだわりの類がないわけではないし、同じ食うならできれば美味いものを食いたいとは言っている。ただ、その程度がうーん…豚肉ととん汁でぶたがダブってしまったソー
2017年8月26日 13:05
突発的にグルメ漫画の覚書を書きたくなってきたので、やってみることにする。やろうとすると美味しんぼやクッキングパパを避けて通れないので、とりあえず美味しんぼから始めてみることにする。 最初期の美味しんぼは原作の雁屋哲のもともとの作風、つまり学生運動を美化したような漫画の延長線上にあり、スノッブ的な海原に対して庶民的な山岡がギャフンと言わせるというスタイルをとっている。しかし連載が進むにつれ原作