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【ドラマのこと】デフ・ヴォイスを見て

TBSラジオ「川島明のねごと」をリアルタイムで流しながら書いている。川島さんがリラックスした雰囲気ながらも、ゲストが輝くように進行しているのが感じられて、毎週面白い。

今日は久しぶりにテレビをつけた。
NHK Eテレで「デフ・ヴォイス」の後編を見るためだ。
昨年見逃してしまったが、再放送の情報をつかみ、今日の放送に合わせてNHKプラスで前編と制作現場を追ったドキュメンタリーも見た。

耳が聞こえない両親をもつ耳の聞こえる子ども、コーダを主題に、ろう者や難聴者を取り巻く環境や、家族のあり方を描いたドラマだった。

ドラマは単純に泣けて仕方なかった。
コーダとして生きることの葛藤と、それを受け入れる勇気に胸打たれた。

また、演じているろう者や難聴者の方々の手の動きや表情に、その方々の持つ温度が感じられて、惹きつけられた。

ドキュメンタリーで印象的だったのは、「手話は口話日本語とは違うこと、ろう者の文化であること」。

セリフを手話に訳したり、演じる際の手振りを指導したりしているろう者やコーダの方々の姿は、手話がひとつの言語だということを教えてくれる。

まずは知ること。
自分のアンテナに引っかかる物事に、自分なりの方法で向き合うこと。
大切にしていきたい。

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