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【ミステリー】なぜ用を足すときにベルトを外すのか?

私は何か疑問があると
noteで考察する記事を過去から何度か書いてきた。

今の時代、色んなことをGoogleに
問いかければ答えはすぐに返ってくるが、
答えを知るにしても一度自分の頭で
考察してから知ることで
その理解の仕方は明らかに変わるであろう。

私が記事を通して思考していくプロセスを
読者の方にシェアすることで
「私ならこう考えるかも」「そういう考えもあるのか」と
読者の方自身も考察をされるはずなので
私が疑問に感じた事象に対する理解は
間違いなく深まる。

それに何より、ナゾを考察して答えに行きつくプロセスは
面白いものである。

世の中には数多の推理小説・ミステリー小説が
存在しているが、
その多くは事件やナゾの答えにたどり着くまでの
プロセスを書いたもの。

そう考えると、私達は本能的にこのような
ナゾを解いていく話が好きなのかもしれない。

そんなナゾ解きについて考えていた私は
先日いつもの様に通勤し、仕事をしていた。

ところが、その中でとある疑問に遭遇した。

これはナゾ解き記事を書くには絶好のネタではないか。

そう思い私はあわててメモにこのナゾを
書き残した。

今日はそんなナゾ解き回。早速行ってみよう。

用を足すときにベルトを外すナゾ

せっかくナゾ解きをしていこうというのに
いきなり汚い話で大変恐縮だが、
疑問に感じてしまったものは仕方がない。

早速私が感じた疑問について紹介しよう。

それは男子トイレで用を足しているときに
現場にいるS君が隣に立ったことで
気が付いたナゾである。

私はズボンのファスナーを下ろして
いつものように用を足していたのだが、
S君はなぜかベルトを外し、
ズボンをズラして用を足しだしたのである。

男性用の小便器というのは隣のことを
意識して見ていなくても
どうしても視界に入ってしまうので
私はS君の用の足し方がとても気になってしまう。

恐らくこの様子は女性の方には
全く想像できないであろうが、
男性の方なら「確かにそういう人いる!」と
首を縦に振られているのではないだろうか。

S君が特別な用の足し方をしているわけではなく、
実は結構同じような用の足し方をする人に
過去から何度も出会ったことがあるのだ。

しかし、トイレの中の一瞬の出来事なので
疑問に感じたとしても、
この疑問はすぐに記憶の隅に追いやられてきた。

だが、今回はまずこのナゾについて
考察していきたいと思う。

できるだけ女性の方にも不快にならないように
書くつもりであるが、
もし読んでいて不快に感じられたならば
画面をスクロールしてほしい。

まず、根本的な話であるが、
男性が小用を足す際にはモノがズボンから
ちゃんと出ていれば問題ない。

なので理屈的に考えればズボンのチャックを開けて
モノがちゃんと出ていれば
十分にミッションは果たせるはずである。

これだけ考えてみると用を足すのにベルトを外す
合理的な理由は全く見つからない。

だが、用を足す際にはとある動作が伴う。

それはモノに手を添えるということである。

小便器の中とは言え、妙なところを狙うと
跳ね返ってズボンを汚してしまうこともある。

なので、それを避けるためにモノに手を添えて
変なところに尿が行かないようにするのだ。

これをする際に、ズボンのチャックを開けるだけでは
モノの根本部分が隠れてしまうので、
根本部分に手を添えたいと考えているとすれば、
ベルトを外して用を足す合理的な理由に
なり得るのではないか。

だが、同じように狙いを定めて放水する
消防のホースにおいて
放水する位置を決めるかなめになるのは
やはり筒先を持つ人である。

出典:「Nozzle Operator and Backup Firefighter Tips」

筒先の後ろでホースを持つことは
高圧の水が出てきてホースが暴れるような場合ならば
非常に重要であるが、
まさか放尿でそのような圧力がかかるわけではない。

何も根本と先端を両手で持つ必要など
どこにもないのである。

では一体なぜS君をはじめとした多くの男性が
用を足す際にベルトを外してズボンをズラすのか。

そう考えた時にS君の様子を頭に思い浮かべると
Sくんのズボンはいつも少し下に
下がっていることに気が付いた。

Sくんはオシャレな若者。
それゆえかどうかはわからないが、
彼のズボンはいわゆる「腰パン」のような
状態になっているのである。

会社としてはあまりにズレすぎていると
指摘をするのだろうが、
S君の程度はギリギリ節度を保ったラインで
特に誰かに指摘をされているわけではない。

だが、そんな彼が用を足すとなった時は
どうだろうか。

当然ながらズボンはちゃんと腰まで上げたときに
チャックの位置にモノがくるように
設計されているので、
ズボンが下にズレているとすれば
モノの位置にはズボンの留め具や
ベルトのバックルが重なってしまう。

そうなると、用を足すためには
チャックを開けるだけでは不十分となり、
別をを外してズボンを下ろす必要があるのだ。

S君はオシャレの一環として腰パン気味に
作業服を着るがゆえに、
用を足すときにベルトを外さなくては
ならなかったのである。

恐らくS君のケースはこの考察で
ほぼ間違いないとだろう。

だが、先ほども書いたように私達男性は
しばしばそのような用の足し方をする人を
これまで見かけてきた。

その人たち全てがS君と同じように
ズボンを腰パン気味に履いていたかというと、
答えはNoである。

とくに私が外出先で用を足すことが多いのは
駅や出張先でのことが多いので、
スーツを着たビジネスマンでもこのような
用の足し方をする人が一定数いるということになる。

当然スーツならばS君のように腰パンをすることは
NGである。

ではなぜそのスーツ姿の男性は用を足すときに
ベルトを外し、ズボンをズラすのか。

私もスーツを着る機会は比較的多いが、
これまでスーツの構造が原因で用を足しにくいと
思ったことは一度もない。

ということはスーツ側には原因がないと
いうことになる。

そうなると考えられる要素とすれば
パンツしかない。

仮にパンツにモノを出す穴がないとすれば
否応なくズボンをズラして
パンツの全面を下ろしながら
用を足さなくてはならないではないか。

だが、少なくとも私は前に穴がないような
パンツに出会ったことはない。

そんなものが果たしてあるのだろうか。

気になり調べてみると、
なんと驚いたことに沢山の穴なしパンツが
出てくるではないか。

私が知らないだけで、
メンズのパンツは穴なしのものが
出回っているようなのだ。

どうしても穴を作ろうとすればその部分は
生地を重ね合わせる必要があるので
履き心地としては悪くなってしまうし、
形状的な変化もつけにくくなってしまう。

履き心地を考慮すれば前穴はないほうが
いいという理由で
穴が開いていないパンツが
少しずつ世の中に出てきているようである。

もちろん、これは履き心地を追求するような
ある程度高級なパンツの話である。

私達が履くような普通のパンツでは
なかなかまだそのような前穴のないものには
出会うことはないだろう。

だが、そう考えてみると
スーツ姿でベルトを外して用を足すビジネスマンは
そんな履き心地にこだわったような
高級なパンツをはいている人ということに
なるのではないだろうか。

これまでトイレの中で見かけるたびに、
何となく子供じみた用の足し方(※)だなと
思っていたのだが、
その見え方がゴロっと変わる気がした。
(※小さい頃、子供はズボンをずらして用を足せと教わる)

何気なく目にする疑問でもこうして
考察してみると、
最初思っていたものと見え方が変わるものである。

この記事を最後まで読んで下さった
女性の方がいらっしゃるならば、
ぜひパートナーの方に用の足し方を
聞いてみて欲しい。

今回私が考察した理由以外にも
ベルトを外して用を足す理由がどこかに
潜んでいるかもしれないし、
実はあなたのパートナーがパンツにこだわる
オシャレな方だということがわかるかもしれない。

ちなみに私は下着は自分で買いに行くタイプだが、
世の中の男性はどうしているのだろうか。

私の父は母に「パンツ買っといてくれ」と
言っていたような気がする。

実は案外パンツにこだわっているのは
男性本人ではなく、奥さんの方なのかもしれない。


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