20190813空

さらにさらに「りっしんべん」について。

6月13日のnote、および、
7月13日のnoteにひきつづきまして、
ほんじつ8月13日のnoteでもね、
さらにさらに「りっしんべん」の漢字のことを書くぅ〜。

とは言いつつも、
7月13日の日より1か月が経ったんですが、
もう、あんまり、なかなか
あたらしく「りっしんべん」の漢字は見つかんない。

3回目となると、けっこう、
出尽くした感があるなあ。

でもでもね、たとえば、
「動悸」という熟語での「悸」の字はさ、
これまで出ていなかったはず。
「悸」は「おそれる」という意味があるみたいですが。
「りっしんべん」に季節の「季」という組み合わせで、
「おそれる」とは、どんなドラマ性?!

ほいで、また、
「恫喝」という熟語はね、
先日の某企業の一連のニュースのなかで
見つけまして。テレビのワイドショーながめながら、
「恫喝」のことばが登場しておったのを見て、
ぼくは、すかさず、
あぁー、この漢字があったんだったわ!!!
と、即、スマホにメモしました。

はたまた、つぎのはむつかしい熟語なのですが、
「疑懼」とゆうのは、
「ぎく」もしくは「ぎぐ」と読むそうで。
ことばの意味は「精選版 日本国語大辞典」によれば、
【うたがいおそれること】
とのことです。
「疑懼」は、「疑惧」とも書けるらしいけれども、
この「惧」のほうはさ、前回「危惧」で挙げていたので、
ぼくの中の新ピックアップとは行かず。。。

そしてそして、またさらに、
「慨世」という熟語は、
このまえ図書館で蔵書検索していたら出てまいりました
内田樹さん×鈴木邦男さん著書『慨世の遠吠え』の
書籍のタイトルより。
「慨世」とは、おなじく「精選版 日本国語大辞典」によれば、
「がいせい」と読みまして、意味としては
【世間の現状に怒りを感じ、その成り行きを心配すること。】
とのことで。

なんだか、おそれたり、おどしたり、おこったり、
の漢字が多いねぇー。

こんかい、このつぎの熟語で最後なのですが。
「怜悧(れいり)」は、
先日読み終えました内田樹さんの
著書『そのうちなんとかなるだろう』の文中(157頁)より、
内田さんが内田さんの同級生のことをおっしゃるときに
書いておられたことばで。
「怜悧」の意味は「精選版 日本国語大辞典」によれば、
【りこうなこと。また、そのさま。利発。】
とのことでして。

すてきな意味のことばが、ようやく、登場したです。

「怜悧」の字は、
どちらともが「りっしんべん」だし。
それも、なんだか、よかった。。。

‥‥ってゆう、こんかいは全部で5つなんですが。
まだまだ「りっしんべん」の世界に
深く深く潜りたい。
なんか、もう、あんまり見つからないかもだけれども、
この旅はまだまだつづくー!

令和元年8月13日


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