20190713空

さらに「りっしんべん」について。

6月13日のブログでは、
「りっしんべん」の漢字のことを申しましたが。

それから1か月が経って、いろいろ、
ネットでは検索せず、じぶんが本とかを読んでいるときにね、
「りっしんべん」の漢字をピックアップしておったのが、
またすこし溜まってきたのよね。

たとえば、
「憚る」「悼む」「悴む」という、
読みかたがすこしむつかしいような漢字とか。
また、「怪しい」というのはさ、
このまえのときにはなぜだか入っていなかったし。

「罹る」は、げんみつには
部首は「りっしんべん」じゃあないですが、
ちいさく「りっしんべん」的なのが入っているー。

「危惧」や「驚愕」や「戦慄」という、
やっぱりどことなく「りっしんべん」のことばは、
おどろおどろしいかもなあ、とも感じたり。

このぎゃくに、「精悍」は、
意味合い的にかっこよいっぽい。

はたまた、「遺憾」の「憾」の字は、
よくある「感」のほうではなくて「憾」ってえのは、
これまで意識したことなかったなあ。

「恒産」と「恒心」という語句は、
今まで知らなかったし。

そういえば、「忖度」とゆうのもさ、
「りっしんべん」だったり。

そして、このまえのブログでしるしました
「恍惚」「憐憫」「惰性」「憤慨」以外にもね、
「憔悴」「憧憬」というのも
「りっしんべんペア」の熟語やし。

さらには、「悲憤慷慨(ひふんこうがい)」てゆうのは、
どんだけ「りっしんべん」入ってんねん!!!
「悲」の下にある「心」までを含めたら、
カンしてドラがのってダブトン・ドラ4行きそうだもん。

「怏々」や「思惟」や「改悛」は、
読み方や意味がとってもむつかしいし。。。

そしてそして、きのうから読み始めております
出口治明さん著『仕事に効く教養としての「世界史」』
のなかでは、
「郭務悰(かくむそう)」という人物が登場してきて。
書籍より引用を申しあげますと、、

 白村江で負けた日本には、唐から郭務悰という将軍が来た。まあ、マッカーサーのようなものでしょうね。
(出口治明さん著『仕事に効く教養としての「世界史」』22頁より引用です。)

‥‥という、飛鳥時代(白鳳時代)の663年、
日本・百済の連合軍と唐・新羅の連合軍との
「白村江(はくすきのえ・はくそんこう)の戦い」
という戦争後に、敗戦処理のため日本へ訪れたとのことで。

そういう人物名までを考えれば、
「りっしんべん」の漢字は、
どれだけあるのかやあ、って思えてくるけれどもぉ。

なんだか、やはり「りっしんべん」の漢字や語句って、
どことなくドラマチックなふんいきがあって。
惹きつけられるものがあるなあ。
なので、これからも、
本を読みながらその漢字を探してゆきたい、というか。
「りっしんべん」の旅はまだまだつづく〜。

令和元年7月13日


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