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自転車通学と風に吹かれている。

昨日のブログでは、ぼくの住む愛知県豊橋市は
風の強い日がけっこう多い、
というのを申しましたが。
そんな強い風のことでいちばん思い出すのはね、
高校のときの自転車通学のことです。

ぼくは高校は自宅より約9キロ離れた学校まで
自転車で通っていたのですが。
やっぱり、自転車通学で大変だったのは
9キロという距離もあったけれど、
それはそれで慣れてくるので良しとして、
でも、風はときに困難だったな。

風の強い日は、ほんとうに
こいでもこいでも前へ進まないから。
おぼろげながら記憶として残っているのはさ、
台風が近づいている日の帰り道、自宅近所の
川(用水路)沿いを自転車で走っているけど、
こいでもこいでもまったく進んでゆかない。
自宅までもうあと少しなのだけれども、
ぜんぜん帰られる気がしない、という絶望感。。。

かたや、この例は
「向かい風」なのだけれども、逆に
「追い風」の日もあって。
強い追い風のときは、こがなくても
前へと進んでゆけるような感覚!
通常ならばだいたい40分ぐらいかかる道中をね、
ある日の朝、強い追い風及び信号もほとんど青で、
最高記録でたしか32分だったかの日があって、
時間も早くて驚いたし、とっても楽だった、
ってゆう場合もあった。

つまり、自転車通学とは
「風」に左右されている。

そして、行きで
強い追い風の日には、
風がそのままならば、帰りでは
強い向かい風になってしまうから、
これまた困難だ。

「待てば海路の日和あり」ということばもあるけれど、
自転車通学では、日々、その時間に
学校へと行かなくちゃいけないから、
待つこともできないけれども、
ときには、風のやむまで、もしくは
よい風が吹く日が来るまで、
待つことも大事なのやもしらない。

「風まかせ」ということばもあるけれど、
風にあらがうよりかは、
風にまかせるほうが楽かもしれないなあ。
もしくは、風を防ぐために
「ウインドブレーカー」を着用するか。

小学生か中学生のころ、クラスメイトたちが
「ウインドブレーカー」を着ていて、
ぼくは英語がわからなかったから、
なに? そのかっこいい名前のやつ?!
って思いながら、今思えば、つまり、
「wind」の「breaker」なのだった。

風を待つか、
風を防ぐか、
風にあらがうか、
風にまかせるか、
風をどうするのか、という、
その答えは風に吹かれている。

How many roads must a man walk down

令和6年3月22日


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