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悪夢と真夏日。

きょうの朝、なんだか、その
詳細は憶えていないけれども、
悪夢を見て目が覚めた。

目覚めた直後、
悪夢を見た感覚はありながら、でも、どんな
悪夢だったかを思い出そうとしても、
なんとなく思い出せない。
でも、それは確実に悪夢だった。

ぼくが見る悪夢というのは、
内容の雰囲気はいつも決まっていて、
詳しいことをここでは語らないけれど、
今回も、内容的にはその夢なのだが
シチュエーションは思い出せない。

この夢を見るときって、
だいたい疲れているときで。
このごろはね、
出かける予定が続けざまにあって、
それで、やっぱり、疲れもあって
この夢を見たんだろう、とも想う。

お出かけをして、それが
どんなにたのしくとも、
疲れるし、逆に、
べつにたのしくなくとも、
疲れるし、
たのしいことがあっても、
うれしいことがあっても、
かなしいことがあっても、
さびしいことがあっても、
疲れるし、
腹はへるし、
のどもかわく。

仮にお出かけをしなかったとしても、
日々、こんなにも
真夏日が続いているんだから、
家に居るだけでも疲れるし、ならば
疲れが溜まってゆくことは必然だ。

疲れたら、
休めばよいし、
腹がへれば、
食べればよいし、
のどがかわけば、
飲めばよい。
飲む物が無ければ、
飲み物を買いにゆけばよい。
飲み物を買いにゆくついでに、
ちょっと君にまた電話したくなった、
ともすれば。。。

この悪夢を、
なぜ見るか? というのは、一応、
要因としてはわかっていると思うけれども、
その要因を取り除くかのごとく、
解決することはできないな。

このまま、死ぬまで
この悪夢を見続けるとしても、
これもまたぼくの人生か。

神様ゆるして、
お願い教えて、
と歌い祈ったしても♪

太陽と、満月と、帰り道と、夏の香りと、
クマゼミとアブラゼミと小さなメロディと、
せなかの汗を感じながら。

令和5年7月30日