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本年12月8日に想うこと。

本日12月8日と言えば、昭和16年、旧日本海軍が
ハワイ・オアフ島の真珠湾へと奇襲攻撃を行った
真珠湾攻撃の日、及び、昭和55年には元ビートルズの
ジョン・レノンさんがニューヨークの自宅アパート
「ダコタ・ハウス」の前で撃たれ亡くなった日。
毎年、12月8日になると
このふたつのことを思うのですが、本年はとくに、
先日にはビートルズの最後の曲とされる
『ナウ・アンド・ゼン』がリリースされまして、そして
このごろはビートルズのことをこのブログでも記していたので、
ジョンのことを想っているのですが。

昭和57年に生まれたぼくは、
ぼくの生まれたときにはもうすでに
ジョンは亡くなっていたのだから、
後から記事として読んだことしか存じない。

たとえば、有名人の方が
亡くなられたという報道を見聞きすると、
以前よりテレビ等で拝見していた方ならばなおのこと、
おどろきであったり、また
さみしい気持ちになったりもするのですが。
ミュージシャンの方が亡くなられたときには、
なんと申しますか、ぼくとしては、うまく言えないけれど
おどろきやさみしさとはまたちがったような気持ちを
持つように感じている。
そういえば、これまで
ミュージシャンさんの訃報を知ったときには、
じぶんがどこでどのように見聞きして感じたか、
というのを強く記憶で残っている方々もたくさんおられる。

けれども、また、
ジョンが亡くなられたというときには、
事件の報道を見聞きしたことによって
どのような気持ちを感じられるか、とは、
その報を実際には聞いていないぼくにとっては
そのほんとうのところは想像もできないようにも思える。
それはまた同様に、たとえば、
先の戦争のときにどのように感じたか、のことも
戦争を経験していないぼくには想像もおよばない。

じぶんにはまったく想像にも
およばなかったとしても、でも、
どのような出来事が過去にあったかを想うようにして、
想像できないなりにでも想像をできたい、と思う。

そんなことを考えながら、
本日、そして、これからも
ビートルズの音楽とジョンの歌声と
『ナウ・アンド・ゼン』を聴いてゆきたいな。

令和5年12月8日

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