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FACE(みち_Remix)

英語の「face」という語句には、
「顔」や「顔つき」というような名詞の意味のほか、
「面している」「直面する」「直視する」「立ち向かう」
というような動詞の意味があるらしい。

つまりはさ、たとえば、
宇多田ヒカルさんの2019年リリースのシングル、及び、
昨年リリースのアルバム『BADモード』にも収録されている
『Face My Fears』という曲の「face」とは、その歌詞の中で
【Let me face my fears】と歌われているので、文法上
「let + 人」の後には「動詞の原型」が入る、
とのことなのだから、つまり
「動詞」であると考えられる。

この意味としては、直訳するならば
【私の恐怖と向き合わせてください。】
的なことになるのかなあ? そう想えば、
この『Face My Fears』とは、
とってもタフな歌だとも感じられるし、
ぼく自身だってもね、そのように
私の恐怖と向き合えるようであれたら、
とも想うことができて、励まされる〜。

私の地図に載っていない道に
立ちたい♪

1997年にシングルとしてリリースされました
globeの『FACE』という曲は、リリース当時、
ぼくは中学3年生だったとぞんじますが、
globeが大好きだったし、この曲も
リリース以降好きでよく聴いていた。
『FACE』の歌詞の中では
【顔と顔寄せ合い】と歌われているので、
この「face」ということばは
名詞の「顔」の意味だと思えるけれども。
でも、はたまた、歌の主人公が
鏡を見つめるという曲でもあるので、つまり
「(自分自身と)向き合う」というような、
動詞の意味もある、というか。いわば、
名詞の「face」と、
動詞の「face」のダブルミーニングだったのかあ!
って、リリースより25年以上が経った今、
ようやく考えることができた。。。

峠は越えたって終わらない
道は死ぬまで続くよ♪

そう考えてみるとするとね、さらには、
1998年シングルリリースされました
Every Little Thingの『Face the change』という曲も、
リリース当時はよく意味がわからなかったけど、
この「face」とは動詞であり、つまり,
「変化に直面する」的な、
つよい決意の歌だったんだなあ! って、
今さらながら気づいている!!!

二度と戻らない記憶(みち)に
サヨナラをするから♪

令和5年8月25日