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踏み出して、歩き出して。

「12月24日」とは、
2009年12月24日、フジファブリックの
志村正彦さんが逝去なされた日で、
なので、やっぱりこの日には、
志村さんの歌声を聴きたい。

とは言いつつ今日まで待てず、
この一週間はね、フジファブリックの
1stアルバム「フジファブリック」から、
2ndアルバム「FAB FOX」、そして
3rdアルバム「TEENAGER」、って、
リリースの順番ですこしずつ聴いていたのよね。

そういうふうに順番で聴いていると、
いつも、毎回、聴いてぐっとくる
ポイントも変わってくるんだけれども。
今回はさ、なんだか、
その理由はわからないんですが、
『ベースボールは終わらない』で、
込みあげてしまったなあ〜。

誰もギャラリーいないグラウンドにて、
上空を眺めるかのような、
そんなイメージを思いうかべながら。。。

そして、やっぱり、
『虹』や『若者のすべて』ではさ、
励まされるんだな。

とくには、
歌の歌詞として、
『虹』では、、

週末 雨上がって 虹が空で曲がってる
こんな日にはちょっと 遠くまで行きたくなる
缶コーヒー潰して 足をとうとう踏み出す
【虹/フジファブリック】

‥‥という、
【足をとうとう踏み出す】
のところ、はたまた、
『若者のすべて』では、、

最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな
ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるから まぶた閉じて浮かべているよ

すりむいたまま 僕はそっと歩き出して
【若者のすべて/フジファブリック】

‥‥という、
【僕はそっと歩き出して】
のところ。。。

これらのところを聴きながら、なんだか、
たとえば、ぼくの目の前には
白線が記されていて、この
白線の向こう側へと行くことを、
躊躇しながらも、なんとか
足を踏み出すことができて、
そっと歩き出す光景が浮かんでくる。

ぼくだってもさ、いや、でも
缶コーヒーは飲まないし、さらには、
もう若者と呼べるような年齢でもないけれども、
すりむいたまま、この足を、
そっと踏み出せたい。

本日24日はね、
さらにひきつづき、フジファブリックの
4thアルバム「CHRONICLE」を聴きたいな。

令和4年12月24日



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