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リズムに乗りたい。(夢の景色_mix)

前回noteでは、音楽を聴くことによって
その音楽のリズムを感じながら、
そのリズムを真似ぶようにして
じぶん自身のリズム感を養えたい、
というのを申しあげました。

そういうふうに思いつつ、でも、
そもそも、「リズム」及び
「リズム感」とは何か? ってゆうのもね、
ぼくはよくわかってないと言えば
よくわかってないとも思えるけれども。
たとえば、リズムって
「乗る」と言うじゃん。

「乗る」と言えば、
自動車に乗る、電車に乗る、飛行機に乗る、
というような乗り物に乗る系だけでなくて、
図に乗る、とか、
調子に乗る、とか、
おだてに乗る、とか、
口車に乗る、とか、
手に乗る、とか、
相談に乗る、とか、
軌道に乗る、とか、
ブームに乗る、とか、
波に乗る、とか、もしくは
乗りツッコミとか、悪乗りとか、乗り気とか、
というものごとと同じく、
リズムもまた「乗る」ものなんだなあ。

たとえば、そのなかの
「波に乗る」の意味としては、
サーフィンのごとく海の波に乗る場合と、
周囲やじぶん自身の勢いに乗って
行動する場合があると思うけど、つまり
そのままの意味とメタファーの意味とがあって。
けれども、どういうような
「乗る」においても、
なにかの上に乗り人間の身体を動かす、
ということには変わりないと思われる。

つまり、人間は
乗り物だけでなく、いろいろなものごとに
「乗る」のだと思うけれど。
ともすれば、ぼくは、やっぱり
「リズム」に乗りたい。

と、こう考えてみるとすると
「リズムに乗る」とは、
音楽の音のBPMと波の揺らぎの上で立ちながら
バランスを取る、
というふうにも言えるのかなあ? そして、
バランスを取りながら、そのリズムは
ぼくらをどこかへと連れて行く。

リズムは、次と、その次と、その次の線を
丁寧に引き続けながら、
その先にある場所は、もしかしたら
夢の景色なのやもしらないな。

令和6年6月18日


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