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『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』へと。

(今回のブログはライブ演出のねたばれがあります!)

昨日は、ポートメッセなごや第3展示館にて
サカナクションのライブ
『SAKANAQUARIUM 2024 “turn”』へとまいりました。
すばらしくって、最高だった!!!!!

コロナ下以後、ぼくはサカナクションのライブを
オンライン配信で観ていて、なので
ひさしぶりというふうでは無い気もしているけれども。
思えば、サカナクションのリアルライブ、ぼくとしては
「あいちトリエンナーレ2019」の『暗闇』以来で、
でも、それは芸術祭のインスタレーションだからこそ
リアルライブと言えるかどうかはわからないのですが。
そうか、あのときの『暗闇』のライブとは
2019年の夏で、つまりはさ、
コロナ下になる直前のころだったのだなあ。。。

このたびのライブでは、
オープニングの演出がね、この
『暗闇』の雰囲気っぽいかのごとく、
大雨の音が鳴り響く中、突然、雷鳴が轟いて
そして、アルバム『シンシロ』の一曲目
『Ame(B)』よりスタートする、って、
サカナクションの音楽をぼくが初めて聴いたのが
CDレンタルで『シンシロ』を再生したときで、最初の
『Ame(B)』に感動した記憶が強いのだけれども。
なので、そんなようなぼくとしては
この一曲目がうれしかったなあ。

ライブ開催が発表されたころYouTubeで
一郎さんおっしゃっていたように、
ライブはその後、サカナクションのベスト選曲及び
ベスト演出のてんこもりで、すごかった。
序盤から、いきなり
クライマックスのようでいて、しかも、ずっとその
クライマックスがつづいてゆくかのごとく!

そしてそして、一番たのしかったのは
『新宝島』だなあー。

『新宝島』のことで申しあげますと、
先日YouTubeで開設されました一郎さん公認の
「サカナクション山口一郎の切り身ちゃんねる」
で切り抜きされていた場面として、『新宝島』の
最後のところを一緒に歌ってほしい、
という動画をライブ前日で拝見しまして。

歌の途中および間奏での
【イケイケいっくん!!】
【イケイケいっくん!!】
【お前がいかなきゃ誰がいく】
のところは、さすがに、タイミングとか
めちゃくちゃむつかしいよとも思いつつ、
本題としての曲の最後のところは、
ライブで、ぼくも歌いました!!!
たのしかったし、なおかつ、そんな
オーディエンスみんなの歌声がね、
メンバーにも届いていた、とのことでして、
うれしかったな。

帰宅後、SNSで検索して調べていると
2020年1月リリースのライブ映像作品
『SAKANAQUARIUM 2019 "834.194"』の冊子の中で
『新宝島』の曲解説として、このことについて
一郎さんが触れられていたのを存じまして。
本棚より取り出してきて、そのページを
あらためて読んでみると、、

最後にひとつ僕の希望を言うと、「新宝島」のアウトロで、シンセが弾いているフレーズがあるじゃないですか。あれをお客さんみんなに歌って欲しいんですよ。みんなで歌ってくれたら、エンディングはバンドの音量を下げて、歌だけにするっていうのを、一度やってみたいなって思ってます。

ライブ映像作品『SAKANAQUARIUM 2019 "834.194"』冊子より。

じつはこのときからそう思われていて、
数年後の今、それがようやく実現できてきた、
って思えば、すごいなあと感じられるし。
はたまた、ここで一郎さんおっしゃる
「バンドの音量を下げて歌だけにする」というのも、
いつか、体験してみたい。たのしそう!

そして、ライブは無事終演して
会場出口へむかえば、開場のときには全くだった
雨が強く強く降っていて、それがまた、なんだか
『Ame(B)』の【アメ フルヨル】のようでいて、
でも、会場より最寄駅のあおなみ線
「金城ふ頭駅」のホームまで屋根があり、
濡れずに帰ることができました〜。

このライブを観た日が、
“turn”、つまり、いろいろなことの
ターニングポイントとなるかのように。

令和6年6月16日


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