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「色」を伝える難しさ

こんにちわ(^^)
MACRAME KANOの石野です。

昨日の夜天然石の資材整理をしていたのですが、保管用BOXに種類や色別に入れている石達を見ているとそれだけで癒されている自分にビックリしました。色が人に与える視覚的・心理的効果って不思議ですよね。

さて今日はその「色」のお話です。

そういえば以前、こんな話を聞いたことがあります。虹色の数は何色か?という質問に対して、ある人は「8色」ある人は「9色」、ある人は「13色」だったそうです。この理由をご存じでしょうか?

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・「色」の伝え方下手選手権

このフローライトはティールブルーの色合いをしています。

ティール、ブルー?

私は中学、高校と美術部に所属していたのですが、その時でさえ「ティールブルー」という名前を知りませんでした。

ティールブルー。
それはどんな色なのか、想像できるでしょうか?

以前フローライトのルースを購入したときです。色合いが珍しいなぁと思ってみているとその石は石色の特徴から「ティールブルーフローライト」と一部流通では言われている、とのことでした。

ティールってなに?

調べてみるとわかることなのですが、鴨の羽根の色という意味らしいのです。鴨の、羽根の、色。鴨というと川にいる可愛らしい鳥ですが、その羽根の色をまじまじ近くで見たことがなく、ティールブルーといわれてもはっきり言ってピンときませんでした。

とても美しい石だったのですが、私はこれを「どういう伝え方で書けば、見る人にこの印象が伝わるだろうか?」と散々悩みました。

なぜなら、カメラで撮影したフローライトの色合いと、肉眼で見られるフローライトの青と緑の見え方に大きな違いがあったからです。(フローライト、ラリマー、オパールめっちゃ難しい選手権)


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・写真の色、肉眼で見える色

商品の撮影やルースの撮影をするとき、「肉眼で見えるのとほぼ同じの色合い」をとても大切にしています。

届いた時とできるだけ色の差異がないように。質感が伝わるように。撮影場所や太陽光の入り方で微妙に違う天然石の見え方にとても注意を払っています。

私の撮影している機材では、色々な工夫をしても赤はより濃く。青はより青く。緑は青っぽく見えたり、色が飛んでしまうことがあります。

繊細な色合いのルースの場合は、微妙な色の境界やコントラストが捉えにくく四苦八苦することがほぼ毎日です。

その際は、ツールを使って色彩の肉眼補正をしています。赤は艶やかになりすぎないように色を落とし、青が紫に近いのか、緑に近いのか、明るいのか、深いのか、微妙な差を補正をかけることによって調節しています。

お使いのモニターや環境によって見え方が違ったり、色の濃さが違ったりはすると思うのですが、艶やかに見えるより肉眼に近く見えた方がお客様にとってのメリットになるので、その点を大切にしています

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・伝え方はわかりやすく、身近にある色を

さて、冒頭の話に戻るのですが、虹色は何色?という答えなのですが、その人が住んでいる地域や文化によって名付けられた「色の名前の種類」によって、虹色を細分化した時の数が違うらしいのです。

青と紫の間に「紺」「濃紺」「紫紺」がある文化と、黄色と赤の間に「オレンジ」「マンダリンオレンジ」「イエローレッド」などの色がある文化。

そしてその文化内で「色」の言葉と「色」自体が共通認識されることによって、その色が存在する、ということになります。

私とあなたの間で認知されている色があって、その色が二者の間で共通認知されている時、その色が双方にとって「同じ色」を見ているわかっているということになるようです。

なので、ティールブルーと書いただけではそれはどんな色なのか、わかりにくいということになりますよね。(ヴィヴィットパープル、ペールグリーン、くすみピンクなどなどなど・・・私だけかもしれません)

写真を見れば色は大体わかる、と思うかもしれないのですが「写真」で撮影した色と「肉眼」で目に入る色というのはやはり違いがあります。モニターや環境によっても違うし、人間の網膜で関知できる細胞によっても見える色の数が違うといいます。

色々書いてしまったのですが(汗)、そういう思いも込めて、天然石の色を説明するときは「認識しやすい色」「できるだけわかりやすい色」を「わかりやすい表現」「身近にある色」で書くようにしています

といってもまだまだ語彙が足りないので、日々色々な色を勉強したり、表現の方法を工夫したりする毎日です。

小さなことなのですが、こんなこともやってるんだな、ということを本日はブログに書いてみました。

お読みいただき、ありがとうございました。

MACRAME KANO
石野

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天然石を極細の糸で編むマクラメクリエイター。天然石をマクラメの技法を駆使して宝石いっぱいのペンダントにしています。