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AWS Cloud Practitionerを取得してみた

1. 前書き

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(引用:AWS 認定-利用可能な AWS 認定

AWSは多くの企業で使われるようになり、いくつかの資格も用意されています。そんな中でもビギナー向けに用意されている資格を受けてみました。

無事に合格できたので、その過程と感じたことをここに残しておきます。

2. AWS Cloud Practitionerとは?

公式サイトからの引用より

AWS 認定 クラウドプラクティショナー試験は、AWS クラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できる個人が対象です。その他の AWS 認定で扱われる特定の技術的役割からは独立しています。
(引用:AWS 認定 クラウドプラクティショナー

つまり、AWSのことを体系的に説明できることが求められる資格です。

また、「認定によって検証される能力」によると以下の項目をみられます。

- AWS クラウドとは何かということ、およびベーシックなグローバルインフラストラクチャについて定義できる
- AWS クラウドのベーシックなアーキテクチャ原理を説明できる
- AWS クラウドの価値提案について説明できる
- AWS プラットフォームの主なサービスと一般的なユースケース (例: コンピューティング、分析など) について説明できる
- AWS プラットフォームのセキュリティとコンプライアンスのベーシックな側面、および共有セキュリティモデルについて説明できる
- 請求、アカウントマネジメント、料金モデルを明確に理解している
- ドキュメントや技術サポートのソースを特定できる (例: ホワイトペーパー、サポートチケットなど)
- AWS クラウドにおけるデプロイと運用のベーシックで重要な特徴を説明できる

ざっくりですが、AWSの基礎的な知識を広く浅く求められます。

3. 勉強の教材

問題を解き本番対策をしつつわからないものを調べる方法を取りました。

「これだけでOK」とありますが、実際にこのUdemyの教材だけで合格しました笑

強いて他に勉強したといえば、少し前にインフラとネットワーク周りを体系的に勉強したくらいです。(その時の記事 ↓)

勉強時間は1週間で20時間くらいだと思います。
上の書籍を読んだ時間を入れてもトータルで30時間です。

4. 取り組んだこと

ただ教材の勉強をするだけでは流石に合格はできません。クラウドプラクティショナーは、AWSの内容を広く浅く求められるため多くの単語(機能)を覚える必要があります。

なので、マイ単語帳的なものを作ることをオススメします。
以下は、実際に自分が作った単語メモの一部です。
(メモなので機能をニュアンスで書いてるものもあります笑)

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メモを数えると120個程ありました。解いた問題からピックアップしただけなので、実際はもっとあるはずです。ただ、合格するには7割取れれば良いので、これくらいで十分みたいです。

おすすめの勉強法としては、略語を正式に覚えることです。
なぜなら、機能を名前から連想しやすいからです。

本番ではこのような問題がでます。

Q: 会社がオンプレミスのMySQLデータベースをAWSに移行することにしました。データベースの機能に悪影響を与えず移行できるサービスを選択してください。

A. AWS SAM
B. AWS SMS
C. AWS STS
D. AWS DMS

(引用:AWS 認定クラウドプラクティショナー【模擬試験】

意味を知らなくても、名前から答えを予測して導くことができます。

A. AWS SAM -> AWS Serverless Application Model
B. AWS SMS -> AWS Server Migration Service
C. AWS STS -> AWS Security Token Service
D. AWS DMS -> AWS Database Migration Service

問題文から
「データベースの移行」 = 「マイグレーション」
という検討がつき、Dという答えを導くことができます。
(※全ての問題がこんなに簡単なわけではないです)

5. 終わりに

合格だけをするなら問題をこなしながら、意味を覚えていくのが一番早いと思います。

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上のスコアから分かる通りギリギリ合格なので、しっかりと理解するのであれば、公式のガイドや市販のテキストを読むことをオススメします。

その他

- 公式のトレーニング

- 市販の書籍


続編


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