ヘルスケアマーケティングについて読み解いていきます

なぜヘルスケアマーケティングに取り組むのか

1、グローバルでも日本でも取り組むべき目下の課題
グローバルでは、持続可能な開発目標(SDGs)という2030年までに持続可能でよりよい生活を目指す国際的な目標の1つとして、『すべての人に健康と福祉を』という、あらゆる年齢の全ての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進することを掲げています。

日本においては、もちろんSDGsについては取り組んでいます。さらに急速に進む少子高齢化による様々な課題があり、それらについて急を要する状態となっています。国としても厚生労働省や経済産業省などを中心として幾つかプロジェクトが立ち上がっている状態です。

これらの課題はこれからの世界において極めて重要な課題だと思います。逆に捉えればこれらの課題を解決することで人類が次のステージに進めるではないかと考えています。微力ながらもそこの一端を担うことに価値を感じて、自分ができることを取り組んでおります。

2、テクノロジーが面白い
Healthcare×TechnologyでHealthTech(ヘルステック)とも言われていますが、ヘルスケアにテクノロジーを活用することでのイノベーションを起こす流れが世界的に活発になっています。

これまで人間がより便利に◯◯をできるようにするための分野において技術の進化によるサービス化は凄まじかったですが、人間の体内についてはそれほどなかったように思えます。ということは、人間の体内は辺境地であり、目下の世界の健康課題解決と相まって急激に開拓されていくと思っています。

GAFAもヘルスケアについて本腰を入れ始めています。これらの企業が大きく動いたら確実に世界は動きます。AppleはiPhoneやAppleWatchによりアプリ上で健康管理ができる仕組みを提供しており、直近ではリングも開発しているという噂です。Googleは少し前にFitbitを買収してそこに入り込もうとしていますし、他にヘルスケア企業を幾つも傘下においています。Amazonもヘルスケアの新会社を設立していたり、Alexaを活用して服薬管理などにも乗り出しています。

3、ヘルスケアマーケティングの仕事に携わっている
そして私自信がヘルスケア企業でマーケティングの仕事に従事しており、実務を通してしか見えてこないことわからないことが多数あると思いますし、そこに価値の源泉が眠っているとも考えています。国の動き、企業の動き、人の動きなどから多くの人に参考になるような情報を届けられればと思っています。



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