とあるママ脳外科医の日記　ロサンゼルスで子どもの看病

2021/9/22 (Wed)

※日本でママ脳外科医、現在(2021/1～)ロサンゼルスで2人の子育て中です。
自己紹介記事に私については書いていますので気になる方は最初にそちらをどうぞ。

長男 KOU 3歳
長女 YU 1歳

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9/13からしばらくPCを触る時間がなく、日記も滞る。子供の体調にすべて規定されている。YUの健康診断・予防接種にいった当日・翌日はさすがに機嫌が悪く、それにつき合うことに。子供は予防接種すると翌日熱が出たり体調がすぐれなかったり色々。覚悟していたことだし、まぁ仕方がない。これで免疫ついて怖い病気にかからないならOKだ。

ところが、そのまた翌日病院から電話。「貧血です。」と。おもわず「ハーベーは？」と聞いてしまった。ハーベーとはHbヘモグロビンのことを医療者はこう呼ぶ。ん？という間があって、医療関係者ということがばれたが、別に隠しているつもりもないから良いのだ。「Hb9.4です。」とのこと。カットオフ値が１０．５だから、まぁまぁ貧血。私も出産後7.9まで落ちたが、妊婦は貧血に強い。子供は脳の発達に貧血はよろしくない。原因は、鉄分不足。母乳育児で育っていて離乳食から鉄が十分でない場合ちょうど1歳前後で鉄が枯渇する。3ヶ月以上続くと脳の発達に影響があるという事で、エライコッチャ！！！

電話がかかってきて処方箋はすでに薬局に届けてあるからそこに名前を言えばもらえますよーとのこと。すごいシステムだなぁ・・。指定の所でしかもらえないというのはやや不便だが、処方箋を取りに行くこともないし、無くすこともない。電子化されているわけだ。

こりゃぁいい、と薬局の場所を聞くと引っ越す前に登録した薬局だった。あっちゃー。

翌日、薬局へさっそく鉄剤をもらいに行った。お金要るのかしら？と思いながら、まぁ鉄剤ならそんなかからないか、と思いつつ。結局＄１５だった。日本だと多分もっと安いが、保険も色々ややこしいのでそのまま払って薬を受け取った。1日2回1mlの鉄剤を飲む。1mlの中に15mg Feが入っていて、一日用量が1回で取れるようになっている。今は足りない状況だから、1日2回飲む。ただ・・鉄。めっちゃ鉄臭い。飲みにくいです、と言われたがそりゃぁ飲まない。ジュースに混ぜたり、牛乳に混ぜたり、フルーツにかけたり・・・飲まない。それをみて、次の日には鉄分の多いお菓子やペーストを買いに行った。（ほうれん草やプルーンが入っている鉄分補給用のベビーフードがあるのだ）日本より、鉄分摂取の推奨が強いためベビーフードの中に鉄が多く含まれているものがある。