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たまには日本の経済について考える

このNoteでは普段は日経新聞の記事から働き方について書いているのですが、前回の「2000年を境に市場環境は変わった~」でいろいろ考えることがあったので、今回は「日本でこれから生き抜いていく」ということをちょっとだけ考えてみました。

まずは私が大好きなテレ東biz豊島さんの動画の紹介です。

(こうやって見ると豊島さんのアップデケェなぁ)

1本目の動画は韓国にフォーカスをしていて、IMF危機から韓国がどのように回復してきたかについて、解説していました。
2本目はイスラエルのIT戦略についての動画だったのですが、スタートアップ企業はイスラエルはなんと世界2位の多さだそうです。
この2つの国に共通することとして「国内市場が小さく、海外に出ることを考えざるを得ない」というのがあります。

この番組で言及していたのは「日本は中途半端に1億もの人口がいるから、国内である程度の売上が成り立ってしまい、海外に出ようという気概が出てこない」ということでした。
しかし前回の記事で書いた通り日本はものすごい人口の減少フェーズにあり、今まで通り国内需要だけで成り立っていくというのは難しいと思います。
世界も同じような状況だったらいいのですが、世界が物価・賃金を上げている中で日本がこのままでは国力が弱まり、近隣国の不足の事態に備えられなくなる可能性があります。(個人的には中国がこれからの人口減少にどう舵を切るのかが興味深いです)

また今「貯蓄から投資へ」と言われていますが、今の日本企業には成長力や魅力が少なく、今の状態で投資を促すと、海外企業へと円が流れてしまうと言われています。
やるべきこととしては…
① 海外への展開を念頭に置いた戦略
② 人口を増やす

ぐらいしか、私の小さな頭では出てこないなぁ…

① の「海外への展開を念頭に置く」ですが、(1)KPOPみたいに海外でも売れるようなコンセプトにするというのもいいと思います。
またイスラエルのIT企業みたいに(2)そもそも海外に販売することを前提に英語でのサービス展開をすることもいいと思います。
一方で今日本が強いマンガ・アニメ産業は「海外に売る」ということは念頭に入れていないと思います。

今海外で人気の漫画は「鬼滅の刃」「呪術廻戦」「NARUTO」だそうですが、これらは海外用に味付けしたものというよりは、日本らしさで売れているような気がします。
それを思うと「日本らしいもの」を「外国語で販売する(販売ルートを使う)」ということが手っ取り早い気がします。
そこで大事になってくるのが先週ご紹介した「ロングタームマネジメント」だと思います。

あまりに海外に販路を見出すことに躍起になって、本来の目的や長期ビジョンを失ってはいけません。
麻雀と同じで自分の手を作りながら、川の流れを読む作業が個人でも求められてくると思います。
私の場合は「まずは英語とドイツ語の勉強を頑張って、好きな島根県を紹介する動画を作りたい」くらいかな笑(その前に社労士合格しなきゃ汗)

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