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「副業解禁」という言葉から思うこと

今日も日経新聞の記事から私が感じたことを書きます。

本当に短い記事です。要約すると…
・2020年度から本社などに対象を絞って試験的に実施してきた副業について、グループ全体で認めることを検討している。
・体験者やその上司からは肯定的な声が出ている。
・2020年度と比べて今年の9月時点で副業をしている人は2.5倍となっている

昔のアルバイト先に「副業できている」という人がいました。
今から約10年前の話なので当時はまだ「副業=悪」という風潮だったのですが、彼女は土日だけ来ていました。

彼女は平日お役所でシステム関係の仕事をしているようでした(公務員というよりは、駐在型のシステム対応者といった感じでした)。
副業がバレないように確定申告する話になったときに、彼女が「会社に自分の収入を知られる必要はない」と言っていて「そのとおりだなー」と思いました。

いわゆる昭和の会社人間は会社に人生を捧げ、その分会社から恩恵を受けたでしょう。
でも今の20代、30代はもっと対等な立場で会社と付き合い始めていると感じています。
その対等な相手に自分の収入を知られる必要はないのです。

もちろん日本企業が副業禁止に至った経緯もなんとなく推察されますし、理解はできます(きっとノウハウの流出予防とか、副業による体力低下→本業への影響を心配してのことだったと思います)。
本業あっての副業なので、本業を一生懸命やることはもちろんだと思います。
でも私の人生なのでどう時間を振り分けるかは私が決めたいとも思います。

だからこういう記事が出て「解禁」と言われると、「んー確かにそうなんだけど、そこまで会社にコミットしてないよー」とも思ってしまいます。


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