見出し画像

京都の若一神社に座敷童に会いに行ってきたのだけれど…

 知人に「京都の若一神社には座敷童がいる。俺も見た」と言われ、そういった類の話が大好きな私は、平日休みに件の神社まで行ってきた。
道中、知人の話を裏付けるために【若一神社 座敷童】とググってみたところ、いくつかの記事が出てきた。

・1166年、この地に別邸を構えていた平清盛が、熊野詣の際にお告げを賜り、自身で若一王子のご神体を探し出し、社を作り開運出世を祈ったところ、翌年に太政大臣に任命されたことから、開運出世にご利益がある

・神社前の歩道に、平清盛公のお手植えと伝えられているご神体の楠があり、そこに十二体の座敷童が宿っている。

・座敷童に気に入られると家に棲みつき、幸福に導いてくれる。

 まとめると、上記のような事がどこにも書かれていた。
 気に入られるためには「この人に着いていったら面白そう」と座敷童に思ってもらう事が大事らしく、下心120%の邪心にまみれた心でどうすれば座敷童に気に入って貰えるかを考えていたが、特に名案は浮かばなかった。私は典型的に「真剣に考えたボケほどスベる」タイプなんや…Σ( ̄ロ ̄lll)

と、まぁ、誰も聞いてないし誰にもウケる事のない一人ボケツッコみをしながら(嘘です。ほぼ必死に駅メモしてた)若一神社に到着

画像1

オフシーズンの平日であるためか、境内には他に参拝客はほぼおらずに、ゆっくりとお参りできた。

画像2

画像3

画像4

 人がいないこともあってか、宮司さんから色々とお話も聞かせて下さった(平清盛公ゆかりの神社であること、開運出世にご利益があること、座敷童を連れて帰るという願いを込めて人形型のお守りを参拝客は買って帰ること、テレビで紹介されて全国から人が来たこと、などなど)
なので、私も記念に一つお買い上げ。(宮司さんの話によると、『何か感じた子を選ぶと良い』と言われたので、なんか目が合ったような気になった子を選んだ←単に一番上だったからともいう)

画像5

(お守りと御朱印。御朱印は、墨がベッタベタだったので所々に紙がくっついてしまいました(;^ω^))
 そして、神社へのお参りが済んだ後、例の座敷童がいるとされている楠の前に行ってみた。

画像6

 正直言って、座敷童がいたのかどうか分かりませんでしたwwwww
連れて帰れなくとも姿をみるだけでも運気が上昇するらしいので、見てみたかったのですが…とはいえ、宮司さんの話にあったように半年くらい前に民放テレビで、ここの座敷童の紹介をされて参拝客が増えたらしいので、既にあちこちの『面白そうな人』に付いて行って、今はご不在なのかもなぁ…とも思った。もともと12体しかいないらしいし…世の中、面白そうな人って意外と多いし、全員散り散りになっていてもおかしくない。
それに、考えてみればそれはそれでよかったのかもしれない。
 座敷童は、主が亡くなるかその人に愛想が尽きたら離れてしまうらしく、座敷童から見放された人(家)は没落していく。
 一応、何人かの人に「面白い」と言われる機会の多い私であるが、せいぜい町内会ののど自慢で2位を取れるレベルの面白さだ。全国大会はおろか、県大会でも目立つレベルではない。何かの間違いで『面白そう』と思われても、付いてきた結果(思ってたより、ショボいなコイツ)と思われて早々に見放されてしまう方が見えなかったことより怖いwww
 そう、自分に都合のいい感じに解釈したところで、せっかく人もいないことだしと思って撮影会。

画像7

画像8

画像9

画像12

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

 先月の円照寺で知り合ったおっちゃんに影響を受けて、クリスタルボールを買ってしまいました(笑)サイズは、おっちゃんのに比べてだいぶ小ぶりですが…。
 やっぱ、こういう小道具一つあるだけで、雰囲気が変わっていいですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?