そのほうが桜さ

雨の中を走る車の音を聞きながらちょっと寝た。雨の日は更に眠い。
都合よく忘れていることもあれば、苦しんでも消せないこともあって、そういうのが自由に頭の中にあるけど、それが入り交じって時々奇妙な夢になる。起きたら現実が一層ふしぎに思えるような。
4月がもう終わりそう。今月まだ制作できてない​の、いよいよまずいな…！(ひと月1枚チャレンジ2024進行中)
桜の見頃だったこの間の週末は、忙しくて通りすがりにしか見られなかった。去年もそんな感じだったような。今日までの間に嵐や強風があって、もう葉っぱになってしまってた、短い命。
この週末は、漫画の一気読みと夜中の電話が楽しかった。大人になりたくない病、私は発症するのが早かったと思うけど、大人の方が楽しいな。ちゃんと逃げられるし、うそつかなくていいから。
月曜日に対して憂鬱になる気持ちはどうしようもなく変わらないけど、最近は仕事がまっすぐ楽しい。ようやくね。何年かかったっけな？そういえば昨日お店のレジでは「学生さんですか？」って言われてしまったけれども。学生ポイント倍増キャンペーンをやっていたらしい。春だ。「そうです」って言ったら学生証の提示求められたんだろうか？私がレジの人だったら「なんて難しいキャンペーンだ！」と思っただろうな。

ぐちぐちすることをやめられない人っているけど、続けてたら顔色は悪くなって、でろでろした表情になるから良くない、と思う。沼みたいな。昔の自分もそうだったけど、いつまでも引っ張られてちゃいけない。そういう人と関わる必要がないと、自分も健康になる。
春だし、面白いもの、新しいものにも出会った。
誰かの経験した思い出の話とか、裏声で会話し続ける女子グループ、ボイパの上手な6歳に、文学的な名前を持った兄弟。エトセトラ
そして今週はまっていた食べ物(味)は抹茶だった。定期的に何かにはまる。前回はグミ、その前はお好み焼き、その前は確かナポリタン。
まぁ今日も朝から(と言っても12時前に)ナポリタン食べたけど。たぶんわたしの一番得意な料理。一番すきなきのこはマッシュルーム。土井善晴さんのおかげで料理は苦じゃない。料理に悩んだらお味噌汁だけ作っている。でも久しぶりに誰かのつくったご飯が食べたい感じがやってきたな。来週は外に出ようか。
「宝石の国」が無料公開中ということで昨日から読み始めた。名前しか知らなかった作品。そういうのっていっぱいあるかも、作品だけじゃなくて現象とか人物とかさ。名前のついた症状とか事件とか気持ち。どれも覚えきれないし理解もしきれない。子どものころから「真実はひとつ！」ってセリフを聞きながら育ったけど、本当のことって何だろうと考えながら生きる大人になった。今年ははじめから、色んなニュースと現実と、文化の違いと言葉の壁と、歴史のどうしようもなさに結構、打たれてる。辛くてくるしくて興味深いこと、今の私は全部ひっくるめて前向きに受け止める姿勢でいる。