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ジャニーズのオフィシャルサイトを比べてみた #1日1サイトレビュー 番外編

1/22にデビューするSixTONES・Snow Manのオフィシャルサイトを見ていたら、それぞれのグループについても気になったので見比べてみました。

※注意 筆者がジャニーズをちゃんと聴き始めたのは最近なので、知識に誤りや不足している点もあるかと思います。お許しください。

所属レーベルごとに作られている

各グループは事務所こそ一緒ですが、レーベルはそれぞれ異なります。そのため、所属レーベルごとに制作される楽曲のテイストやプロモーション方法が違ったり。面白いですね。オフィシャルサイトも所属レーベルのドメイン下で作られています。もしかしたら発注も事務所ではなくレーベル、もしくは事務所からレーベルを通して行なっているのかもしれないですね。各レーベルごとにオフィシャルサイトの特徴をザッと見てみます。

J Storm

もともとは嵐のプライベートレーベルとして発足した、ジャニーズ事務所の完全子会社。内部で関ジャニ∞・KAT-TUNそれぞれのプライベートレーベルが発足、ジャニーズ・エンタテイメントという社内レーベルも発足・吸収しているため、現在では大多数のジャニーズがこのレーベルに所属している。

基本的には各グループ同じテンプレートを使って作られてそうです(ローディングアニメーションや細かいデザインはそれぞれ異なります)。一通り見たところ、関ジャニ∞のみオリジナルのレイアウトみたいですね。デザインはシンプル&オーソドックス。フォントのウェイトが大きめで可読性が高いです。TOKIOからHey!Say!JUMPとなるとファンの年齢層も幅が広くなるので、その配慮かもしれません。
Kinki KidsやNEWSが所属するジャニーズ・エンタテイメントは、またJ Stormとは別のテンプレートで共通化されています。

avex trax

日本を代表する巨大J-POPレーベル。V6、タッキー&翼、Kis-My-Ft2などが所属。ここの所属グループは楽曲のダンスミュージック率が高い印象。1/22にSixTONESと同時デビューするSnow Manもこのレーベル。

テンプレートではなく、それぞれオリジナルで作られている。V6はセリフ体が使われているような大人&シンプルスタイルに対し、Kis-My-Ft2はビビットカラー&背景アニメーションなど、それぞれのグループのカラーや、その時のトレンドに合わせて作っている感じがします。avexはCDの特典の数がすごいという話も聞くので、プロモーションに結構お金をかけるというのもこのレーベルの特徴なのかもしれないですね。

⛄️Snow Manについてはこちら⛄️


ポニーキャニオン

アニメ・ゲーム関連のアーティストに強いイメージのあるレーベル。Sexy Zone、A.B.C-Zが所属。

綺麗にまとまってはいるものの、アニメーションやフォントにどことなく垢抜けなさを感じます…。どちらも配色が赤&黒なのは偶然か、それともポニーキャニオンカラーなのか。しかし、読み込みは他グループに比べると爆速。そういう意味でのユーザビリティは高いですね。

ユニバーサルミュージック

外資系レーベルの最大手。幅が広すぎて、逆にこれといった印象もない。バンドとかも結構多かった気がします。King&Princeがデビューする際にジャニーズで初めて契約。今のところ所属はKing&Princeのみ。

なんと、オフィシャルサイトが無い!ユニバーサル内のアーティストごとのページの一つという感じみたいですね。邦楽も洋楽もあり、ジャンルも様々な巨大レーベルなので仕方ないのかもしれません。若くて注目株のグループでしょうし、レーベルとは別でオフィシャルサイトくらい作ってもいいような気がしますが、やはりそのあたりの采配はレーベル側が握ってるのかもしれないですね。

ソニーミュージック

そのまんまですが、Sonyのレーベル会社。ここも幅が広いので目立った印象はありません。近藤真彦さんと、山下智久さんが所属。知らなかった。1/22にSnow Manと同時デビューするSixTONESもこのレーベル。

ユニバーサルと同様に、近藤真彦さんと山下智久さんはオフィシャルサイトではなく、レーベル内のアーティストページのみでした。オフィシャルサイトを作る場合はレーベルのサイト内ではなく、別で立ち上げるという方針なのかもしれません。なので、SixTONESのオフィシャルサイトはジャニーズでは(おそらく)唯一の独自ドメイン「sixtones.jp」。

💎SixTONESについてはこちら💎

はたして、ジャニーズにオフィシャルサイトは必要か

正直ジャニーズの場合、コンサートの日程確認やチケットの応募はファンクラブ経由で行うことがほとんどのため、ツールとしてオフィシャルサイトが利用されるケースは少ないかと思います。マスでのプロモーションを大々的に売って、急激に知名度が上がるケースも多いので、わざわざ検索してサイトを見られるということもそこまで無いのでは。

しかし、SixTONESとSnow Manを見ると、オフィシャルサイトの開設日時を告知するとファンが殺到してサーバーダウンするなど、ファンのエンゲージメントを高めるという意味では、まだまだ有用な気もします。さらにこの2組はYouTubeやSNSも活用しているので、その母艦としての役割も期待できるかもしれません。

おそらく自分が知らなかっただけで、各グループのオフィシャルサイトは定期的に刷新されているはず。今後も楽しみです。

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