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資本金無しで、インターネットビジネスを始める方法とは?【Zero円から始めるネットビジネス】

はじめに

資本金なしで、インターネットビジネスを始める方法とは?

様々なフォーラムで、新人インターネットマーケターに出会う機会がありますが、みなさん、有名人ばりに大金を手にしたいと望んでいらっしゃいます。

しかし、こういった新人マーケターのほとんどが、何から始めて良いのか分からない状態なのです。

しかも彼らは、初期投資なしで、オンラインビジネスを始めたいと思っているのです。

ウェブホスティングなど、基本的な部分に全くお金をかけずに、インターネットビジネスを始めるのは不可能に近いでしょう。

そのためこの記事では、ゼロ円から始めるインターネットビジネスガイドをご提供します。

資本金なしで、インターネットビジネスを始める方法


様々なフォーラムで、新人インターネットマーケターの皆さんに会う機会がありますが、そろいもそろって、Yanik Silver やBryan Kumarといった著名人のように、巨額の富を手にしたいと望んでいるようです。

しかしながら、新人マーケターは、何から手をつけたらいいのかわからない上、資金もつぎ込みたがらないものです。

ですが、インターネットビジネスを始める際、ウェブホスティング、ドメイン名などの基本部分に一銭も投資しないというのは無理な話です。

そこで、ここでは、0円でインターネットビジネスを始める方法をざっとお教えしましょう。


まず、最も重要なことは、あなたの能力をすべて書き出してみることです。

どのようなスキルをお持ちですか?

ここで、あなたのスキルをピックアップしてみましょう。

日常生活では言語など、仕事では、特定ニッチで実践できる知識など、趣味では、釣りなど、いろいろおありでしょう。

今お持ちの、どこでも必要とされるスキルや知識をリストアップすることは不可欠です。

例えば、フライフィッシングがお好きで、仕事が終わると毎日釣りに行かれるかたもおられるでしょう。

その場合、釣りに関するインターネットビジネスを始めてはいかがでしょう。

フライフィッシングに関する教育ガイドを書いたり、釣りの方法を教えたり、いろいろ考えられます。

何より、知識を獲得するのにお金がかりません。

すでに、よくご存知の内容ですからね。


そこで、最初の選択です。

オンラインビジネスを始める資金がなければ、すでにお持ちのスキルや知識を使って、資金を稼ぎましょう。

大学で、専門分野の講義をしたり、趣味の内容を人々に教えたり、経験でわかった知識やスキルをガイドにまとめてみましょう。

理論書ではわからない、実践的な知識を提供するのです。


人が関心を抱くような知識やスキルをお持ちでなくとも、大丈夫です。

その場合は、習得できそうなビジネスモデルを選び、集中して学習しましょう。

ウェブホスティング、ドメイン名、クレジットカード決済システム、ネット上では物々交換で何でも手に入ります。

製品や、コピーライティング、ゴーストライティング、ウェブサイトデザインなどのサービスを提供する見返りですけどね。

人々がしたがらない仕事は、いつでもあるものです。

そういった仕事をしてあげる代わりに、必要な物をもらいましょう。

ただし、自分から要求しないと、何ももらえませんよ!

売れる製品作り


マーケターの多くが、これなら売れると思って製品を作っていますよね。

または、これだと思う製品を、どこからか入手しているはずです。

これならば!

その熱い思いで、セールスレター作りから、トラフィックの期待できるウェブサイト作りまで奮闘しているのです。

しかしながら、皆さん、製品販売を左右する重要なポイントをお忘れです。

そう、「売れ筋」というポイントです。


製品を作ったり、適当な製品の販売権を購入したら、最も大切な要素を考慮する必要があります。

製品の需要です。

人は、どんな製品を欲しがるのでしょう?

製品やウェブサイト立ち上げ、あるいは必要な販売テクニックを準備するのに1ヶ月もかけて、消費者が無反応ではお話になりません。


最終的には、顧客に製品を届け、代金をいただくのが目的です。

そのためには、ぱっと見ただけで欲しくなるような製品にしなければなりません。

どうしたら、消費者が買いたくなる製品がわかるのでしょうか?

その答えは簡単です。

消費者に尋ねましょう!

ニッチ関連のフォーラムで、訊いてみればいいのです。

調査や投票は、有効な手段です。

インターネット世界は平地ですから、接続すれば世界中に手が届きます。


マレーシア料理の調理法を、ステップバイステップで教える本作りについて、素晴らしいアイデアが浮かんだとしましょう。

まず、マレーシア料理に興味を持ちそうな人を見つけてください。

そのためには、食物関連のフォーラムに行き、マレーシア料理を習いたい人がいるかどうか、うまく聞き出すのが早道です。

ただし、マレーシア料理のE-BOOKを買いたい人はいませんかと、露骨に訊いてはいけません。

そんなことをすれば、スパム業者だと糾弾されるだけです。


その一方で、マレーシア料理のレシピをいくつか紹介し、フォーラムメンバーの反応を伺いましょう。

もっと知りたいという人が多ければ、市場があるということです。

関心が得られなければ、新しいアイデアを探したほうが無難でしょう。

そうすれば、長期的に見て時間の節約になります。

というのは、需要の少ない製品を販売して、四苦八苦する必要がなくなるからです。


アイデアがフォーラムメンバーに歓迎されたら、早速マレーシア料理の料理法について、どんどんE-BOOKを書きましょう。

この情報には、皆さん興味を持ってくれたのですからね。

関心があれば、製品が欲しいという気持ちにさせやすいでしょう。

欲求と良い市場さえあれば、売れること間違いなしです。

Overdelivering(期待以上のものを届けること)の重要性


オンライン商人ですから、消費者にはあなたの顔が見えません。

製品をお薦めする声も聞こえなければ、製品のメリットを説明する表情から、感情を読み取ることもできません。


インターネットは、巷のインターネットマーケターやオンライン商人にとっては、平地に等しいものです。

接続すれば、世界中の各個人に手が届きます。

地理的な制約にも縛られず、誰もが顧客になる可能性を秘めているのです。


だからこそ、約束した以上のものを届ける必要があります。

競合者も、市場のすべてにアクセスできるのです。

競争を勝ち抜くには、常に、約束以上のものをお届けするしかありません。

そうすれば、顧客の要求を心から気にかけてくれる人だという認識が生まれます。

まずは、信頼できる友人になってください。

間違っても、金儲けに貪欲なマーケターになってはいけません。

約束した以上のものをお届けすること、これこそが、競合者に差をつける方法なのです。


まずは、素晴らしいサポートをつけるところから始めましょう。

購入製品について質問した際に、無礼な返答を突きつけられた経験がおありでしょう?

何度も、素晴らしいサービスを受けた場合と比べてご覧なさい。

個人的な友人に、助けてもらったような気持ちになってきませんか?

良いカスタマーサポートは、本当に少ないものです。

優れたサポートを提供し、顧客の話に辛抱強く応えてあげれば、自分たちに親身になってくれる人だとわかってもらえます。

そうすれば、これからも製品を買ってもらえるはずです。


優れたカスタマーサポートを提供すれば、ライバルに勝ったも同然です。

ここで、さらに話を進めていきましょう。

どのようにして、約束以上のものを届ければいいのでしょう?


購入したお客様に、うれしいサプライズを提供するのが良い方法です。

例えば、調理用具を買った客には、ボーナスとして料理の本をつけるのです。

しかしながら、このボーナスは、製品を買ってもらうインセンティブとして使うのではありません。

そもそも、製品は自信を持ってお薦めできる素晴らしい物なのです。

ボーナスは、あくまでサプライズ要素に留めましょう。

製品カタログにも載せないほうが良いでしょう。


最後に、顧客と長きに渡る良い関係を築きましょう。

定期的に購入してくれる顧客には、誕生日やクリスマス、新年、イースター、旧正月といった休日に、グリーティングカードを送りましょう。

そうすれば、ビジネスだけの付き合いでなく、心温まる友人関係だと思ってもらえます。

ライバルに差がつきますよ。

今日からでも、すぐに、このポイントを実行してください。

みんなに知ってもらいましょう


需要が大きい製品を作り、どんどん売れるようなセールスレターも用意しても、それほど効果がなく、ウェブサイトにも誰も来てくれないし、製品もちっとも売れず、儲からないですって?

それはそうでしょう。

あなたは全くの初心者なのですから、膨大なメーリングリストをお持ちではありませんよね。

ウェブサイトも、検索エンジンの検索結果の103番目です。

ですが、そんなあなたでも、効果実証済みのトラフィック生成テクニックをお試しになれば、見違えるように変わります。


まず、トラフィック増大の手段は、検索エンジン最適化だけではないことを明確にしておきましょう。

検索結果ページは、普通のウェブページといっしょです。

多くの人が、検索エンジンを利用して情報を検索し、検索結果ページに行きますから、検索結果ページの一番上に表示されればトラフィックが増えます。

たくさんの人がサイトを見てくれるのです。


トラフィックの多いサイトだと言われただけで、同じ効果があります。

例えば、あなたのウェブサイトが、Yahooのトップページに出て来たらどうでしょう。

コンピューターの処理能力が追いつかないほど、ものすごい集客数が期待できるでしょう。

同ニッチでトラフィックの多いウェブサイトに、あなたのサイトリンクを貼ってもらうのが一番です。

そのためには、相手がリンクを貼りたくなる理由付けが必要です。

サイトに、議論を呼ぶようなアーティクルを投稿するとか、誰もが人生で抱える問題について、うまい解決策を提供するとか、人を引きつける方法を考えましょう。

つまり、リンクを貼る価値があると思わせるのです。


あるいは、トラフィックの多い関連ウェブサイトにリンクを貼り、リンクバックをお願いしてみましょう。

これは、相互リンクを呼ばれる手法です。

リンクを得る方法としては一般的です。

しかしながら、リンクのお願いをする前に、自分のウェブサイトをチェックして、読者に自信を持ってお薦めできるサイトか、そして、読者に有益な情報を提供しているかを確認しましょう。

つまり、あなたのウェブサイトが、トラフィック稼ぎの中身のないサイトとは違い、価値あるサイトだと証明できればいいのです。

道徳的なマーケティング


製品を上手に売り込むには、強力なセールストークが必要です。

製品を買うメリットを、小さなことまですべて伝えましょう。

「unbelievable(信じられないほど素晴らしい)」とか、「phenomenal(驚異的な)」といった言葉は、優れたセールスレターにはよくある台詞です。


しかしながら、製品を特売する際に、故意に誇大表現を使うマーケターもいます。

こういったマーケターの狙いは、ありもしないメリットを提供すると、顧客に思い込ませることです。

実際にあった話を引用して、ご説明しましょう。


ある晩、MSNメッセンジャーリストにある男性マーケターから、製品の最新セールスレターをチェックして欲しいというメッセージを受け取りました。

その製品とは、コンテンツ連動型広告で儲ける方法に関するE-BOOKでした。

私は、彼のウェブサイトを訪問し、セールスコピーにすっかり魅了されてしまいました。

そのセールスレターが、私の欲求を直撃したからです。

そのE-BOOKを購入し、書かれた内容を実践すれば、「欲しいものがすべて手に入る」と思ったのです。

セールスレターを読むと、著者が、ベンツや豪華なマンションやヨットを、山ほど持っているような気にさせられます。


問題は、私がこのマーケターを個人的に知っていることでした。

彼は、実際には若干17歳。

高校を卒業した彼は、インターネットで収集した情報をまとめたE-BOOKを販売して儲けようと考える若者でした。

その事実を思い出すと、すぐに頭の中で警報が鳴りました。

素人が、いかにこの当てにならないセールスコピーにころっと引っかかることかは、想像に難くありません。


悲しいことに、現実には、オンライン詐欺師が苦労して稼いだ金を搾り取ろうと、手ぐすね引いて待ち構えているのです。

そのため、消費者が詐欺にあわないためのアドバイスが、インターネット世界でも当てはまります。

常識で考えてください。

このひとことに尽きます。

あまりにうまい話は、信じ難いものです。

だいたい、嘘だと相場が決まっています。


商業サイトでオンラインショッピングする場合、サイトの基本的チェックをしましょう。

まず、製品の特徴に少しでも疑問を抱いたら、E-mailで問い合わせ、回答者の挙動に注目しましょう。

カスタマーサポートがあれば、誠実なビジネスをしているかどうかよくわかります。


最後に、ウェブサイト内にサポート用のE-mailアドレスが見つからない場合は、すぐに「戻る」ボタンをクリックして、サイトを離れましょう。

顧客基盤の構築


ここで、ちょっと質問させてください。

全く初めての相手と、前にコンタクトを取ったことのある相手と、どちらが売りやすいと思いますか?

E-mailでも、フォーラム参加でも、現在の顧客関係(例:購入歴がある場合)でもかまいません。

間違いなく、あなたが誠実な販売者であるかどうか、全く知らない人物に売るほうが難しいでしょう。

あなたの製品サービスが本当にプラスになるかどうか、信じてよいかわからないと思う人に売るのは大変です。


だからこそ、顧客基盤を構築しましょうと申し上げているのです。

あなたを信頼して、あなたの製品なら買うと言ってくれるグループ作りをするのです。

こういった基盤ができれば、継続して製品を買ってもらえます。

発売した製品を宣伝する際に、あなたが言うことに対して耳を傾けてくれる人がいるのは強みです。


顧客基盤構築に着手するために、利用できるソースがいくつかあります。

例えば、オンラインディスカッションフォーラムに参加して、無料でアドバイスや援助をしましょう。

そうすれば、すぐに名前を覚えてもらえます。

あなたの言うことにも、耳を傾けてもらえるでしょう。

皆さんにありがたがられる友、あるいは師となり、人々の尊敬を集めましょう。

親しい友人のすすめで、買い物をしたことがおありでしょう?


顧客基盤を構築するもうひとつの方法は、メーリングリスト作りです。

メーリングリストの購読者を集める方法はたくさんありますが、要点はこうです。

あなたの価値をわからせ、メーリングリスト会員になるようなインセンティブを提供することが全てです。

典型的な例を挙げてみましょう。

あるトピックの無料お役立ちアーティクル満載の上、E-mailアドレスを入力するだけで、「スペシャツレポート」が無料ダウンロードできるというものです。

豊富なコンテンツは貴重ですし、「スペシャルレポート」も特別なインセンティブになります。


顧客基盤のソースとして次に挙げられるのが、忘れがちですが、現在の顧客です。

製品の購入先が、質問に対してていねいに答えてくれたとしたら、また買おうという気になるでしょう?

なりますよね?

顧客が代金を支払って終わりというわけではありません。

今後もずっと製品を買ってくれる、良い関係を築けたなら、生涯に渡って儲けさせてくれる上客になります。


100人、1000人、さらには1万人の顧客が、新製品を発売前からゲットしようと待ち構えている状況を想像してください。

時間と労力の大幅な節約になりますから、こういった顧客基盤作りが不可欠なのです。

ジョイントベンチャーのメリット


お互いに知り合いのインターネットマーケターがふたりいるという状況を思い浮かべてください。

ひとりは、よく売れる優れた製品を持っていますが、メーリングリストもアフィリエイトも何もありません。

もうひとりは、1万人もの購読者のいるメーリングリストを持つ、優れたマーケターですが、売るものが何もないのが難点です。

ここで、明らかに解決策が見い出せます。

メーリングリストを持ったマーケターに製品を提供し、儲けを山分けすればいいのです。

これが、いわゆるジョイントベンチャーです。


オンラインで在宅ビジネスを始める人が増えるにつれ、市場も飽和状態になり、競争は刻々と激しさを増しています。

手っ取り早い効果的な方法で、しかも簡単にできるとなれば、これはもうジョイントベンチャーしかないでしょう。

他のマーケターと共同して、製品を販売しましょう。


他マーケターとジョイントベンチャーする場合、相手のメーリングリスト購読者に製品の推薦文を送ってもらうよう頼みます。

そうすれば、一から購読者を集める必要がなくなります。

これで、目標市場に簡単にアクセスできるようになったわけです。

メーリングリストは、あなたの製品に関心を持つ層のものでなければなりません。

ですから、条件に合うリストを持ったマーケターを探しましょう。

そうすれば、セールスレターのトラフィック増について憂慮する必要も、アフィリエイトを探して宣伝してもらう必要もなくなります。

あなたにも、この方法は使えますよ。


この分野の第一人者とジョイントベンチャーを行えば、あなたの価値や評判もすぐに上がります。

有名な人が、あなたとチームを組もうというのですから、相当なものに違いないと思われるはずです。

ニッチ市場の第一人者とジョイントベンチャーすれば、あなたのステータスは、一夜にして、「ずぶの新人」から「第一人者」へと変わるでしょう。


大事なことを言い忘れていました。

ニッチ市場の大人物と、継続的な信頼関係を築くチャンスをつかみましょう。

単なるジョイントベンチャーから受ける以上のメリットがあります。

市場の最有力者と友達になれれば、普通なら、あなたのような初心者が手にできない特権を得ることになります。

例えば、興味深い製品アイデアや、マーケティング戦略に関する新たな知見が得られるはずです。

それは、お金では買えない貴重なものです。


ですから、ジョイントベンチャーパートナーになってくれそうな人を探し、何とかして契約したいと思わせる努力をしましょう。

プリセリング(売る前の行為)…期待感を高める方法


製品を発売する前に、プリセリングをする必要があります。

製品発売前に行うため、プリセリングと言います。

これには、顧客になりそうな人に、製品の素晴らしいメリットを納得してもらう目的があります。

この製品を買わないなんてばかだと思わせるのです。

製品を実際に「販売しない」うちに、そう思わせなければなりません。


プリセリングは、製品を販売する前に、顧客にあなた自身を売り込むためによく利用されます。

顧客に自分自身を売り込む際には、「わかったよ。この人は、貪欲なマーケターなんかじゃないよ。ここにいて、自分の力になってくれる人だ」と顧客に思わせるのが狙いです。

そこまで来れば、顧客は警戒心を和らげて、セールストークに耳を傾けてくれます。


プリセリングは、期待感を高めてくれます。

慢性頭痛に悩んでいる友達が、「新薬」を飲んだら、たった一晩で治ったと言うのですが、実際にどんな薬なのかは教えてくれません。

そうすると、あなたの心には、どんな薬なんだろうという疑問が残るでしょう。

あなたも慢性頭痛に悩んでいるとしたら、なおさらです。

何度も繰り返し効果を聞いていながら、実物についてははっきりとはわからず、ちょっとずつ製品の情報が手に入るとしたら?

次の情報が欲しくて仕方がなくなってしまいますよね。

最終的に、その製品が明らかになったとき、ウェブサイトで「購入」ボタンを探し回ることでしょう。


しかしながら、プリセリングの意味は、製品の内容を少しずつ明らかにしていくことだけではありません。

実際には、この方法は様々なプリセリング法のごく一部なのです。

例えば、毎週、にきび問題のニュースレターを発行すると同時に、「ニキビトラブルと永遠にさよならする方法10」という素晴らしいE-BOOKを執筆されたとしましょう。

ニュースレターで、E-BOOKの内容を抜粋して紹介し、ニキビ対策にも触れるのです。

ニュースレターで良いアドバイスができれば、ニキビ問題の第一人者として認められるでしょう。

そうすれば、読者は、あなたが教えてくれる方法が知りたくて躍起になるはずです。


結局は、こっちから買ってくださいと言わなくても、向こうから買ってくれるようになるのです。

ですから、なんとしても、問題解決の手助けをしましょう。

そうすれば、ほかならぬあなたから、製品を買ってくれるはずですよ。

販売の重要性


コンピューターが初めて一般大衆向けに大量生産されたのは、遠い昔のことではありません。

産業専門家の多くが、データ処理するだけの場所を取る箱など、誰も欲しがらないと言っていました。

しかしそれは、明らかに間違いでした。

今では、アメリカのほぼ全家庭に、少なくとも1台のコンピューターがあります。

たいていのお宅には、なんと、デスクトップコンピューターが2~3台もあるのです!


ちょっと昔話をしただけで、おわかりでしょう。

どんなに良い製品でも、セールスマンが悪ければ一円にもなりません。

どんなに良い製品でも、押しの弱いセールスマンでは、一部だって売れないでしょう。

そのため、説得力のあるセールスレターでひきつけ、こんなリーズナブルな価格で、こんな素晴らしいメリットがあるのだと、はっきりと示す必要があります。


優れたセールスレターとはまず、読者のニーズや欲求に共感して、読者の気を引くものでなければなりません。

「…感じたことがありますか?」とか、「心当たりがありますか?」といった見出しが多いのはそのためです。

読者のニーズ、トラブル、欲求に共感する形にするのです。


インターネットは、渋滞の高速道路のようなものです。

誰もが急いでいます。

大きな肉太の文字で見出しを書けば、ターゲットオーディエンスを釘付けにし、最後まで読んでもらえるでしょう。


読者の注意を引きつけたら、まず数段落使って、読者に語りかけましょう。

読者と同じ悩みを経験してきたこと、その苦悩に満ちた経験を伝えるのです。

「彼も同じなんだわ」と読者に思わせたら、しめたものです。

問題解決法を相談できる相手だと、認めてもらえます。

製品購入者を探している、匿名のマーケターだなどとは、もう夢にも思いませんよ。


次に、販売製品のメリットを詳しく説明しましょう。

紙切れにメリットをリストアップして、適当な量になったらセールスレターにまとめましょう。

セールスレターでは、メリットを箇条書きにして強調します。

それから、各メリットを詳細に述べましょう。

製品の特徴を並べるのではなく、読者の役に立つ部分に目を向けましょう。

例えば、「これで頭痛が治る」でなく、「これがあなたの頭痛を楽にしてくれます」と書きましょう。

そうすれば、読者自身に語りかけることになります。


次に、1~2段落を割いて、製品を使って問題が全て解決したら、読者の人生がどう変化するかを書きます。

その際、読者が想像力をかきたてられるような描写を選びましょう。


最後に、行動を起こしましょうと、強く訴えます。

最終的には、読者に製品を買ってもらうのが目的なのです。

行動を起こすよう、強く呼びかけることが重要です。

「購入ボタンをクリックしてください」「クレジットカードをご用意ください」などの言葉が良いでしょう。

せっかく長々と文章を書いてきて、読者を丸め込んだのですから、この重要なステップを忘れないでください。

ビジネスのアウトソーシング


オンラインビジネスには、不可欠な要素がたくさんあります。

ウェブデザイン、製品作成、決済サービス、セールスレター、アフィリエイトプログラムなどです。

これらを、いかにして販売や広告トラッキングに結び付けていくかが問題です。


インターネットマーケターの多くは、在宅でビジネスを始めるときにはまだ、ビジネスを「巨大化」するという考えまでは持っていません。

eBayでショップを持った個人が、ゆくゆくは、熱心なセールスマンや、実務業務、カスタマーサポートの人材に支えられて、本格的なオンラインショップを経営するようになったとします。

最終的に、ある程度までの規模になると、ビジネスを管理し切れなくなり、重宝なアウトソーシングに頼ることになります。


しかしながら、必ず、しかるべき人材に外注してください。

また、生産力を最大にするために、労働環境を最善の状態にするよう注意してください。

外注する仕事は、E-mail回答、在庫や販売数の確認作業といった、平凡な繰り返し作業です。

これによって、責任の一部が他者に渡りますが、こういった仕事は単純作業ですから、失敗する可能性が低いと言えます。

ただし、一夜にして何もかもを失うリスクを背負いたくないなら、ビジネスを大きく左右する決定事項は他者に任せないことです。


本の管理のような仕事は、賃金を払って人に任せましょう。

また、フリーランサーに外注すべき仕事もあります。

例えば、ウェブサイトのコンテンツを、ゴーストライターに依頼してもよいでしょう。

フリーのデザイナーに、商業サイトが活気づくようなウェブデザインを依頼しても良いでしょう。

終了した仕事のフォローはすぐ終わりますから、基本給を払って雇用する必要はありません。

ここで、フリーランサーのリソースとして優れたサイトをご紹介します。www.elance.com と www.rentacoder.comです。

日本のサイトで言えばココナラやランサーズといったところでしょう。

フリーランサーやバイヤーが、ジョブ単位で契約を交わす場所となっています。


ビジネスがある程度大きくなれば、自分ひとりでは処理し切れなくなります。

そうなれば、アウトソーシングを考えてもいい頃です。

このように考えましょう。

誰かにルーティーンワークをやってもらう代わりに、少しお金を払うだけだ、その分生産性が高まれば、それ以上に儲かるのだ、とね。

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