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OmachiKazumi
2022年4月6日 01:16
§1 声部の書法① 今回と次回では、四声体和声においてそれぞれの声部がどのように書かれるか、声部間の関係はどのように調整されるか、についての原則を示すことを目標とします。 前回(「和声法と和声聴音の基礎感覚 第0回」)各声部は「旋律」であると述べました。ただしこの場合の「旋律」とは、必ずしも(私たちが「旋律」と聞いて想像するような)歌い甲斐のある・独立性の強いラインであることを意味しません。確
2022年4月4日 00:08
とりあえず「第0回」と銘打ってみたものの、ちゃんとシリーズとして続いていくかどうかは謎です。普通に「これ別に需要無いなあ」と悟ったらやめます。 私がこれから記述しようと試みるのは、西洋クラシック音楽の和声の仕組みを学び、実際に和声を耳で認識するために、どのような考え方が有用か?ということです。もちろん巷には偉大な先生方が執筆された和声法の参考書が既に何種類もあり、ことさら真新しいことを書き加