母の日の花火で考えた、いいパンを焼く条件
昨晩、
地元の神社のお祭りの花火を眺めに行きました
残念ながら日曜のお祭りは雨で中止となりましたが、花火は当初予定の土曜から日曜に延期になったものの、無事開催
想像を遥かに超える数と美しさの花火に、家族揃って魅了されました
漁港の波止から打ち上げられた花火は、湾を囲む様に並ぶ山々に反響し、全身で揺さぶられっぱなし
火薬の香りも心地よく、地元ならではの一体感も素晴らしかった
その感動ぶりは、画面右下に映る奥さんの背中から感じていただけることと思います笑笑
笑顔全開、間違いないから笑笑
花火を幸せそうに眺める女性って素敵(//∇//)
僕はそんな高嶺の花を遠くから眺めてるのが性に合ってます
パン屋になって30年弱経ち、とことん腑に落ちていることがあります
いいパンを焼くのに必要なのは、実は技術じゃないって事
いいパンの定義は人それぞれだけど
今日もパンを焼けることに感謝できる事
パン焼きを存分に楽しめる事
愛情を持って携われる事
届ける人たちの顔が思い浮かぶ事
その人達の未来をつくる一部に、自分が関わっているのを忘れない事
自分が焼くパンに声をかけてくださる方がいることを忘れない事
そして
家族や大切な人たちと
過ごす毎日を大切にする事
そんな自分でいることが、いいパンを焼く条件の殆どだと思います
技術はね、ほんと二の次です
パン焼きは、本来誰でもできる事
だからこそ、時代に淘汰されず、文化になったんです
生きるということのベースに食がある
きちんと生きる事と向き合って、暮らしていく
その中でパンを焼く事が、いいパンを焼くには大切だと、今思っています
昨日は母の日でしたね
娘の母園であった、母の日礼拝に参加しました
讃美歌510番/幻の影を追いて
そこで歌われる、放蕩息子を何とか信仰に道に導こうとしている母親の切ない気持ちに
大きく心揺さぶられました
1日1日を大切に
家族とともに過ごす時間も、パンを焼かせてもらえる時間も、大切にしたいと思いました
自分が受けた命を全うしなきゃ、ね
お母さん、ありがとう
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