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奇跡の大逆転(第一章)

やられたらやり返す。4月のリーグ戦から始まった因縁の対決。芦屋学園VS三田学園。この試合の裏側には、選手の僕たちしか知らないドラマがあります。

インターハイ県予選第4回戦、芦屋学園VS三田学園の試合は0-2から後半ラストに2-2に追いつき延長の末、PKにより芦屋学園の大逆転で勝利を収めました。

〈試合内容〉

高校サッカーインターハイ県予選4回戦、相手は昨年の選手権準優勝の三田学園。

試合前から厳しい試合になることは分かっていましたが、本当にそうなりました。

前半に失点を許し、さらに後半にPKを与えてしまい0-2。残り時間は20分。追い込まれた芦屋学園を救ったのは途中交代で出場した3年生FW藤田祐希君でした。

前線から積極的にプレスをかけて相手のミスを誘います。そして後半30分クロスボールのクリアを押し込み1-2に。

完全に三田学園側にあった流れが芦屋学園に傾きました。絶えず攻め立てる芦屋学園は後半35分またも右サイドからのクロスをヘディングで決め同点に追いつきます。

80分では決着がつかず、延長戦になりました。
しかし延長戦でも決着がつきませんでした。

試合はPK戦にもつれ込みました。

僕たち芦屋学園は全員決めて、三田学園の4人目のキッカーがPKを外しました。

2-0からの奇跡の逆転。試合終了の笛と同時に僕たちは抱き合い、涙を流して喜びました。

そしてこの涙は、選手の僕たちしか知らないもう1つの意味で奇跡の大逆転があったから流れた涙です。

それは4月のリーグ戦から始まった因縁。三田学園にだけは絶対に負けないという思いが、僕たちにはありました。

〈リーグ戦〉

僕たち芦屋学園は、新チームでの活動が始まる前にミーティングをしました。

その内容は、今年のチームの目標設定です。そこで決まった今年の目標は

・リーグ戦昇格
・ベスト8の壁を破る
・新人戦、インターハイ、選手権のどれかでベスト4

これが2021年の芦屋学園の目標設定でした。

新人戦ではベスト16という結果に終わり、自分たちの力がないことに気づきました。

僕たちは力をつけるために九州に遠征に行ったり、県内の強豪と試合をしました。

その中で結果も出だして、チームとしていい状態でリーグ戦が始まろうとしていました。

絶対リーグ昇格!を掲げて始まったリーグ戦。

初戦の相手は三田学園B。この試合で僕たちの間に因縁ができました。

リーグ戦でいったい何があったのか。ぜひ第二章を読んでください!

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