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幸せのカタチは人それぞれ

人と比べずに、自分の中で、必要なもの、なくなったら嫌なものを想像してみる。

そこに自分の幸せの形がある。幸せこそ自分でオーダーメイドなんだよな。

『仕事の辞め方』鈴木おさむ

通勤中にVoicyを聴くことが日課な私。以前「西野さんの朝礼」を聴いていた時に、大絶賛されていた鈴木おさむさんの『仕事の辞め方』という書籍。

How(方法)ではない、Why(なぜ)が分かるから面白い

気になったので即購入して、読んでみました。

結論、めっっっちゃ学び深い。

タイトル通り、「仕事の辞め方」というHowの話にも触れているのですが、そこではない。

50年、人生を振り切って生きてこられた鈴木おさむさんが、仕事を辞めるに至った思考(Why)が面白い。

しかも、放送作家という仕事を通して、私たちに馴染みある番組や芸能人を例えに挙げながら具体的。だから、読みやすく、面白い。(さすが人気放送作家.....!)

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余談ですが、「自伝」を読むことは、著者の思考を自分にインストールする感覚があり、これが気持ち良い。知らない世界に触れることで、視界が広がるような、そんな気分。
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いくつか、本書で印象に残った、エピソードを紹介させてください。

・縁が円になる
→鈴木おさむさんの座右の銘。人との縁(=出会い)が、仕事の機会を作ったり、自分の視野を広げたりする。

・放てば手に満たり
→道元禅師の言葉。今は持っていない何かを手に入れるために、まずは握りしめているものを手放そう。

・占いをサプリ的に取り入れる
→占いは、データに基づいた学問。サプリ的なものとして人生に取り入れる。

・思いつき
→遺伝子レベルに刻み込まれている才能。DNAはメッセージを出している、それが思いつき。思いつきに従うことで、だから行動する人が勝手いく。

・「枯れ方」ではなく「生き方」
→春に咲く桜の素敵さには気付いていたけど、ある時から2月に咲く梅の美しさに気付けるように、年を重ねることで色んな絵の具を使った絵を描くことができる。(自分なりの絵(=生き方)を描く)

言葉のセンスに惹かれる

幸せとは

note 冒頭で、鈴木おさむさんの言葉を引用させていただきましたが、

幸せのカタチは人それぞれ、誰かと比べなくていい。
自分にあった幸せも、年とともに変わるもの。

ということに強く共感します。

同じ大学で2年間一緒に過ごしていた友人でも、時間やお金の使い方は全く違うし、やりたいことも違う。だから、誰かに合わせる必要はない。

新卒入社時点での自分と今とでは、住む場所も時間を共有する人も違い、趣味も違う。だから、やりたいことは変わってもいい。常にアップデート。

自分にとっての幸せは、自分にしか分からない。だから、自分を俯瞰で見ることが大事。

その結果、鈴木おさむさんは仕事を辞める決断をされたんですね。

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