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【短歌ブック】#06 梅


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【梅】

うめ(名)

早春、香り高い紅・白・薄紅色の単・重の花を開く。果実は食用。


いづくにも貧しき路がよこたはり神の遊びのごとく白梅
(玉城徹)

出典:「短歌用語辞典」日本短歌総研


《歌人紹介》
玉城徹
玉城徹(たまき とおる、1924年5月26日 - 2010年7月13日)は、歌人、評論家。長女は歌人の花山多佳子、孫の花山周子も歌人。

宮城県仙台市生まれ。1931年東京府吉祥寺に転居。1939年北原白秋主宰の『多磨』に入会。白秋没後は巽聖歌に師事する。1944年第二高等学校卒、東京帝国大学文学部美学美術史科卒。東京の高校教師を務めるかたわら作歌をおこない、1972年『樛木』で第24回読売文学賞受賞。1977年歌誌「うた」創刊、戦後の前衛短歌から距離を置いた独自のスタンスを保ち続け、2003年まで続けた。1980年『われら地上に』で第13回迢空賞、2000年の『香貴』で短歌新聞社賞・現代短歌大賞受賞。

Wikipediaより


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