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【短歌ブック】#19 たんぽぽ


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【蒲公英】

たんぽぽ(名)

早春、野原や路傍に鼓に似た黄や白の色の花を咲かせる。鼓草とも。


たんぽぽの穂が守りゐる空間の張りつめたるを吹き崩しけり
(栗木京子)

出典:「短歌用語辞典」日本短歌総研


《歌人紹介》
栗木京子
栗木 京子(くりき きょうこ、本名:中原 京子(旧姓・山本)、1954年10月23日 - )は、日本の歌人。栗木は母方の姓。
愛知県名古屋市出身。京都大学在学中に「コスモス」に入会し、また京都大学短歌会顧問であった高安国世の指導を受ける。1981年に「塔」入会、現選者。「読売新聞歌壇」選者。
初期は代表歌「観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日我には一生」に象徴されるような、清新な青春歌を持ち味とした。結婚後は教養ある主婦が身辺をつぶさに歌う日常詠へと作風が変化している。

Wikipediaより


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