見出し画像

【短歌ブック】#70 鞦韆


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

~~~

【鞦韆】

ふららこ(名)

ぶらんこ。「しうせん」「ゆさはり」とも。


春の日の夕べさすがに風ありて芝生にゆらぐ鞦韆(ゆさはり)のかげ
(佐佐木信綱)

出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研


《歌人紹介》
佐佐木 信綱(ささき のぶつな)
1872-1963 明治-昭和時代の歌人,国文学者。
明治5年6月3日生まれ。佐々木弘綱の長男。高崎正風(まさかぜ)にまなぶ。明治31年竹柏(ちくはく)会を組織し「こゝろの華」(のち「心の花」)を創刊。研究者としても「日本歌学史」「和歌史の研究」,「校本万葉集」(共編)をのこす。昭和12年第1回文化勲章。昭和38年12月2日死去。91歳。三重県出身。帝国大学卒。号は竹柏園(なぎぞの)。歌集に「思草(おもいぐさ)」「山と水と」など。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)

コトバンクより


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?