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【短歌ブック】#35 炎天


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【炎天】

えん-てん(名)

真夏の太陽の赫灼(かくしゃく)と照る日盛りどき。その空。


炎天の熱量に身をそらしゆく思いに歩む八月の坂
(水野昌雄)

出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研


《歌人紹介》
水野昌雄
1930年生まれ。早稲田大学大学院日本文学科修士修了。現代歌人協会・日本文芸家協会会員。朝日新聞埼玉版歌壇選者・毎日新聞埼玉版歌壇選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新・戦後短歌史抄 作品と時代』より

HMV&BOOKS onlineより


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