【短歌ブック】#01 正月
~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。
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【正月】
しょうがつ[しやう-ぐわつ](名)
一年の初めの月。一月。睦月。
吹く風もなくあたたかき正月の二日の空をみあげつつゐぬ
(石黒清介)
出典:「短歌用語辞典」日本短歌総研
《歌人紹介》
石黒清介(いしぐろせいすけ)
1916-2013 昭和-平成時代の歌人,経営者。
大正5年3月17日生まれ。昭和15年内藤鋠策と「抒情詩」を復刊する。戦後,郷里新潟県で「越後短歌」を創刊。28年東京で短歌新聞社を創立し,「短歌新聞」を発刊,52年には歌誌「短歌現代」を創刊した。平成9年「雪ふりいでぬ」で日本歌人クラブ賞。24年「短歌新聞」「短歌現代」を長年発行した業績などにより日本歌人クラブ大賞。平成25年1月27日死去。96歳。本名は清作。歌集に「桃の木」など。
▼コトバンクより
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