見出し画像

【短歌ブック】#42 月


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

~~~

【月】

つき(名)

地球をめぐる衛星。太陽の光を受けて地上の夜を照らす。


夜の草に月より届く息ありてかすかに鳴きてをり鉦叩
(高野公彦)

出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研


《歌人紹介》
高野公彦(たかの きみひこ)
1941- 昭和後期-平成時代の歌人。
昭和16年12月10日生まれ。「コスモス」に入会,宮柊二(しゅうじ)に師事する。「群青」「桟橋」を創刊。人生の奥深さを凝縮した表現でうたい,昭和57年「ぎんやんま」で短歌研究賞。平成8年「天泣(てんきふ)」で第1回若山牧水賞。6年青山学院女子短大教授。25年「河骨川」で毎日芸術賞。27年「流木」で読売文学賞詩歌俳句賞。愛媛県出身。東京教育大卒。本名は日賀志(ひがし)康彦。歌集に「汽水の光」「天平の水煙」など。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)

コトバンクより


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?