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【短歌ブック】#27 五月雨


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【五月雨】

さみだれ(名)

つゆ。梅雨。さつきあめ。陰暦五月ごろに降る長雨。


栗の花の世は寂(しず)かなる田を植ゑてさみだれちかくなりにけるかな
(大井 広)

出典:「短歌用語辞典」日本短歌総研


《歌人紹介》
大井 広(おおい ひろむ)
1893-1943 大正-昭和時代前期の歌人,国文学者。
明治26年1月28日生まれ。神戸第一高女,立命館大でおしえたのち,「国語国文の研究」を編集。大正4年歌誌「潮音」の創刊に参加,以後太田水穂に師事。昭和18年7月10日死去。51歳。長野県出身。京都帝大卒。歌集に「きさらぎ」「白檀」など。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)

コトバンクより


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