【短歌ブック】#48 木枯し・凩
~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。
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【木枯し・凩】
こ-がらし(名)
秋の末から冬のはじめにかけて吹く強い風。
吹かれゆけば身も茫々と風となる枯野追分こがらし奔る
(谷 邦夫)
出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研
《歌人紹介》
谷 邦夫(たに くにお)
1904-1991 大正-昭和時代の歌人。
明治37年5月12日生まれ。大正9年「創作」にはいり,若山牧水に師事。のち「橄欖(かんらん)」に入会,「当道」「下野歌人」を創刊。昭和62年「野の風韻」で日本歌人クラブ賞。盲人の短歌に造詣(ぞうけい)がふかい。平成3年11月23日死去。87歳。栃木県出身。宇都宮商業卒。本名は国夫。歌書に「光なき世界の光」など。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)
▼コトバンクより
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