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【短歌ブック】#17 菜の花


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【菜の花】

な-の-はな(名)

油菜科の二年草の菜種の花。早春、畑一面に黄色の花が群咲く。


菜の花は暮れてののちも色たちてほのに明るき道をゆくなり
(岡野弘彦)

出典:「短歌用語辞典」日本短歌総研


《歌人紹介》
岡野弘彦(おかのひろひこ)
1924- 昭和後期-平成時代の歌人。
大正13年7月7日生まれ。折口信夫(しのぶ)に師事し,昭和22年から折口の没年まで同居。44年母校国学院大の教授。平成7年同大栃木短大学長。昭和48年「人」を創刊,主宰し,同年歌集「滄浪歌」ほかで迢空(ちょうくう)賞。「海のまほろば」「天の鶴群(たずむら)」ほかで受賞多数。戦争体験と民俗学の影響の濃い作風が特徴。平成10年芸術院会員。11年「うたげの座」を創刊,主宰。「バグダッド燃ゆ」で18年現代短歌大賞,19年詩歌文学館賞。25年文化功労者。三重県出身。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)

コトバンクより


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