見出し画像

【短歌ブック】#25 蝶


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

~~~

【蝶】

ちょう〔てふ〕(名)

ちょうちょう。春に花の蜜を吸うのは小型で優美な白蝶・黄蝶、晩春から夏には大型の揚羽蝶が多い。


東京のこのまんなかに蝶の来て遊ぶ思へばさびしかりけり
(植松寿樹)

出典:「短歌用語辞典」日本短歌総研


《歌人紹介》
植松寿樹(うえまつ ひさき)
1890-1964 大正-昭和時代の歌人。
明治23年2月16日生まれ。窪田空穂(くぼた-うつぼ)にまなび,「国民文学」創刊に参加,主要同人。第1歌集「庭燎(にわび)」がたかく評価される。昭和21年「沃野(よくや)」を創刊,主宰した。昭和39年3月26日死去。74歳。東京出身。慶大卒。著作に「新釈橘曙覧(たちばなあけみ)歌集」など。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)

コトバンクより


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?