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【短歌ブック】#40 秋彼岸


~短歌Bookmarks~
短歌(和歌)の歴史は長い、57577に何が詠まれてきたのか。
毎回一つの短歌用語と歌を〈辞典〉からブックマーク。
短い歌が繋いできたものを知る、一つのきっかけになれば。

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【秋彼岸】

あき-ひ-がん(名)

秋の彼岸。秋分の日を中日として前後三日間。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれ、残暑がやわらぐ。


家いでて遠くあそべば空はれし秋の彼岸のひと日くれたり
(山口茂吉)

出典:「短歌用語辞典 増補新版」日本短歌総研


《歌人紹介》
山口茂吉(やまぐち もきち)
1902-1958 昭和時代の歌人。
明治35年4月11日生まれ。アララギにはいり,斎藤茂吉の助手をつとめて「アララギの小茂吉」とよばれた。戦後「アザミ」を創刊・主宰し,「斎藤茂吉全集」の編集につくした。昭和33年4月29日死去。56歳。兵庫県出身。中央大卒。歌集に「杉原」「鉄線花」など。
(デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説)

コトバンクより


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