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なかま法律事務所について(取扱分野)

法律事務所アルシエンさんのnoteを見つけ、「なるほど、こういう情報発信もしないといけないなぁ」などと思うに至りましたので、真似事ですが、情報発信していきたいと思います。

弊所は、アルシエンさんと違い、ボスは中間1人ですし、弁護士は2021年現在4人(勤務弁護士2人・独立採算弁護士1人)で規模も全然違いますが、就職を考えている修習生や移籍を考えている先生にとって少しでも有益な情報発信ができたら嬉しいです。

1 なぜ離婚なの?

最初は消去法的な発想の選択です。

つまり、

・独立時に顧問先もないし、特定の分野での経験も少なく、イチから勉強して強みを自分で作る必要があった

・交流会や飲み会営業に抵抗があり、WEB集客で事務所を経営していく方が自分に合うと思っていた

という理由から、

・WEB集客に馴染む分野(潜在顧客がWEBで弁護士を探す傾向が強い分野)

かつ

・要求される法的知識が相対的に少なく自主学習である程度事件処理ができそうな分野(後にそうではないと後で気付くわけですが)

を選択しよう、と考え、

離婚、交通事故、刑事事件、インターネット(削除請求等)

あたりを候補としました。

開業当初は、特定分野に依存することで経営が不安定になるのではないか、といったことを懸念し、上記3あるいは4分野を重点的に扱う方向性を打ち出していたのですが、

結局3年目あたりから、離婚に特化することとなりました。

依頼者と真摯に向き合い、法律的な結論だけでなく、個々の家族にとって最適な解決のカタチを模索していく。人間力を試される離婚事件というのものに、やりがいを感じ、日々取り組んでいます。

2 ペット法務ってなんですか?

採用説明会や面接でほぼ100%聞かれるので、この場で説明しておきたいと思います。

大きく分けると、①ペットオーナー(飼い主)からのトラブル相談、②動物病院、ペットホテル 、ブリーダー、ペット関係商品やサービスを取り扱うその他事業者との顧問業務が多く、

トラブル具体例としては、

・トリミングサロンで飼い犬が怪我してしまった。サロンに責任追及したい

・散歩中、飼い犬が、他の犬に噛まれた、通行人を怪我させてしまった

・鳴き声、糞尿の臭い、マンション共用部でのマナーなど、近隣トラブル

・動物病院での医療過誤(主として病院側)

といったところが典型です。

事業者からの相談は、

・各種契約書の作成・チェック

・労務問題

・通販サイトの利用規約やプライバシーポリシー作成

・各種広告規制の適法性チェック

・未払い診療報酬、未払い料金の回収

といったところでしょうか。

要するに、ペットに関わる人のお困りごとを解決する、ということですね。ペットに関わる仕事をする人をサポートすることで、飼い主、ひいてはペットがより豊かに暮らせる社会を実現したいと思っています。

3 今後の方針

離婚分野で神奈川ナンバーワン・ペット事業者特化顧問で全国ナンバーワン

を目指しています。ここでいうナンバーワンは、案件数や顧問数といった量的なものではなく(それはそれで重要ですが)、あくまで、パフォーマンスの質的な意味合いで、ということですね。

多角化経営の方が経営は安定するのでは?というご意見もあろうかと思いますが、やりたいこと・実現したいことを大事にしたいので、今のところは手広く町弁的な展開をする予定はありません。


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